HALクリニックの診察室から

Human Active Life…新潟で心臓血管外科のクリニックを開設した医師のひとりごと

意外に盲点な「高カリウム血症」は… ^_^;

2017-06-13 19:17:21 | クリニック
 いろいろとヒヤリとすることがありますが、
今回は…




「高カリウム血症」

 県外からの転居で当院を受診された患者さんの
血液検査をみて飛び上がりました 
カリウム:6.0

初めて受診された患者さんですが、血液検査結果が出て
直ぐにお電話してきていただきました。
薬の内容を検討すると…
「アルダクトンA(スピロノラクトン)」が原因らしい。
以前にもカリウム値が上昇したことがあったようですが、
紹介状の血液検査では電解質は測っていなかったようです。

「アルダクトンA(スピロノラクトン)」は古くからの薬で、
昔から利尿薬として、ラシックスのカリウム低下を防ぐカリウム保持
効果で使用してきましたが、最近は抗アルドステロン作用で
心不全の治療として使われるようになりました。
でも、「高カリウム血症」の副作用があることを忘れてはなりません。
病院では血液検査でカリウムなどの電解質は定期的に検査していますが、
クリニックでは検査していないところも少なくありません。
電解質のバランスが崩れることがときどきあるので、当院では
定期的な血液検査項目には電解質を入れています。

診療していると、いろいろ気を使いますが、「高カリウム血症」は
意外に盲点なことがあるので、要注意です 
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