アトムの最後を見届ける…

　こどものころ、「鉄腕アトム」のアニメが
放送されたことは、文字通りの一大事でした。
アニメが毎週定期的に放送されるという、今では当たり前の
ことはここから始まりました
特に漫画（当時はコミックという言葉はなかった）で
鉄腕アトムを読んでいたので、アニメの放送される日は
テレビに釘付けでした。
そして最終回は…



太陽の異常活動によって、地球の温度が急激に上昇を始め、
アトムは核融合抑制装置カプセルを抱えて太陽に突っ込んでいく
という衝撃のシーンに全国のこどもが鳴き声を上げました

いま、当時のアニメを見ると、アニメのできは未熟かもしれませんが、
週1回の放送を続けるために陣頭指揮をとっていた手塚治虫先生の
情熱がほとばしっていて、現代のアニメとは温度が違うような…


今また見返すことは、記憶の中のアトムの最後とズレが生じないか
心配でもありますが、観ないわけにはいかないな…