今度は5点差をひっくり返す

2017/9/21　阪神 ７―５ 広島

この間は甲子園で優勝を決められたけど、最後の広島戦やから今日はいてもうたらアカンかった。
せやのに先発の能見が初回にいきなり３ラン、２ランを喰らって５点を取られてオイオイオイという気分や。
せやけど、そこから頑張りよった。
立ち直って４回までを抑え、その後は阪神自慢のリリーフ陣が額面通りのピッチングを見せて広島を寄せ付けん。
５回は岩崎、６回は藤川、７回を桑原、８回をマテオ、９回はドリスとそれぞれが危なげないピッチングやった。

３回に先頭の梅野がライトへライナーのヒットを飛ばして作ったチャンスで、上本が初球をレフトへ引っ張って１点を返したんやけど、上本は春先の好調が戻って来て頼りになるがな。
広島の先発大瀬良はいつ倒れてもおかしないようなピッチングやったんやけど、６回にボロボロにしたった。
まず先頭の福留がきれいにレフトへ流し打ち。
１アウトから鳥谷がしぶとくセンター前に運び、続く大和がタイムリーヒットで追撃ムード全開。
２アウトから代打の切り札伊藤隼がライトへタイムリーヒットを打って大瀬良をノックアウト。
リリーフに九里が出てきたんやけど滅茶苦茶なピッチングや。
満塁となったとこで、九里のピッチングにだれてたファーストのメヒアが糸井のゴロをエラー。
ついに同点に追いついてしもた。
こうなったら９点差を逆転した試合の再現や。

その時が８回にやって来た。
代打の江越の長打を警戒したリリーフの中田がファーボールを与えよった。
１番の俊介がレフトへヒットで続き、１塁３塁となったとこで、すかさず二盗。
広島野球のお株を奪ったった。
ここでバッターは好調の上本。
上本は期待に応えてレフト線へ２点タイムリーツーベースで逆転や。
マツダスタジアムで分が悪かったけど、最後にギャフンと言わしたった。
ＣＳで当たった時は、今日と同じ勢いでいてもうたるで！