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ぽかぽか春庭「ご近所行楽、サクラはまだかいな」

2017-03-21 00:00:01 | エッセイ、コラム
20170321
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2017十七音日記3月(5)ご近所行楽、桜はまだかいな(六義園と染井温泉)

 息子が指導教官のお誘いを受けて、連休の19、20はゼミ旅行に同行することになりました。昨年博士課程を修了したのですが、息子はまだ博士論文提出に至っておらず、悩んでいるところです。修士課程を終えて就職した後輩なども来るというので、刺激を受けて気持ちが晴れるといいのですが。

 娘と、「オトート君が出かけるなら、私たちもどこかにお出かけしよう」ということになりました。プチ旅行をいろいろ計画したあげく、「近場の日帰り」になり、「ご近所一回り」に落ち着きました。一週間前に箱根へ行ってきたのだから、そうそう遠くに行かなくてもよい、というところです。

 3月19日の日曜日。ご近所行楽は、六義園のしだれ桜→東洋文庫で開催中のロマノフ王朝展→染井温泉サクラ、というコース。

 ブランチを食べてから、12時に出発。
 駒込駅前の染井門から入場。園内、池のまわりをぐるりと一回り。まだ、木々の枝の芽は固く小さく、春には遠い風情ですが、さすが連休、かなり人出がありました。

 13時から「江戸太神楽」が演じられるというので、しだれ桜の前に行きました。桜はまだ蕾。ソメイヨシノより早く開花するしだれ桜なのですが、満開にはあと1週間から10日くらいかな。

まだ蕾のしだれ桜


別の桜の木には、開花した枝もありました。


満開の日にまた見にきたいです。
2012年4月の満開のようす


 私は、浜離宮や六義園で何度か太神楽の曲芸を見てきましたが、娘はテレビで見た記憶もかすか、実演で見るのは初めてです。
 若い太夫さんがおなじみの傘まわしなどを演じ、親方が三味線を弾いて盛り上げました。娘はとても楽しめたようで、終わってから若い太夫さんといろいろお話していました。太夫さんはまだ太神楽だけで生活していくほどにはなっておらず、アルバイトもしているとのこと。海老一染之助染太郎ほどになるまでがんばってほしいです。



 おみやげを買うのが大好きな娘、茶屋にならんだ店で「柳沢吉保の家紋デザイン」の小物入れを買いました。
 サクラの枝を煮出して染めたスカーフを売っている店が出ていました。娘は、母の日にはまだ早いけれど、すてきな色なので、母のために買いたい、と言います。でも、娘の予算は一番安い4000円のスカーフ。私が気に入ったのは1万5千円しました。母の日には、娘の手作り品が欲しいので、「桜染めのスカーフはいらない」と、断りました。
 あとで、娘は「ほんとは、自分用に買いたかったのだけれど、母のプレゼント用に買って、ときどき自分が服に合わせたいときだけ借りるのが一石二鳥かと思った」と打ち明けました。それなら、私が娘に買ってあげればよかった。これまで頑張ってきた娘なので、ごほうびに。

2012年のときと同じお店と思います。


 六義園正門から出て、東洋文庫へ徒歩3分ほど。14時になって、お昼ご飯を食べようと、東洋文庫の先の、文京グリーンコートというショッピングセンターへ行きました。あれこれ店を見て回って、このラインナップなら、東洋文庫内のレストランのほうがいいかな、たぶんロマノフ王朝展をやっている時期は、ビーフストロガノフとかピロシキとかを特集メニューでやっているだろうから、と戻りました。

 ところが、東洋文庫レストランは、ランチは貸し切り。講演会が14時から開催されているので、その関係らしい。またグリーンコートに戻って、娘は「この往復すごく無駄足」とぶつぶつ。確かに、最初に東洋文庫の入り口を覗いておけば、行ったり来たりしなくてもすんだ。
 グリーンコートの中の和食店で、ランチセットを食べました。お魚がおいしかったので、ぶつぶつ言っていた娘も機嫌をなおして、東洋文庫へ。(東洋文庫のロマノフ王朝展は、次回ご案内)

 東洋文庫を見てから、タクシーで染井温泉へ行きました。これが大失敗。歩いても15分1kmほどの距離だから、新制度の初乗り410円で行けるんじゃないの、と思って乗ったら、「私、この辺の地理知らないんで」という運転士さん。染井温泉の住所を娘のケータイで検索して、住所をナビに記入してもらいました。しかし、運転士さんは、「どうもナビがよくわからなくて」と、言います。また「この道は一方通行だから」といいながら、えらく遠くへ回ります。道を間違えては、急発進急ブレーキをしながら進んだので、車に弱い娘はたちまち車酔いに。メーターが810円を超えたところで、「私が間違えたのでこの料金にします」と言い、それからさらにメーターは1080円になるまで動いてようやく、染井温泉サクラに到着。初乗り料金で着くつもりなのに、倍になりました。

 娘は「運転士さんは、自分が間違えたことをすみません、すみませんと低姿勢であやまっていたので、責めたくない」と、文句も言わないで降りました。ココロの中で、私はプンプンです。あやまって済むなら仕事のミスは全部許される。東京で運転手をして客を乗せるなら東京の地図や一方通行くらいは頭にいれておくのがプロ、と思います。
 娘の車酔いがおさまるまで、温泉のロビーで30分ほど大相撲を見ながら休みました。

 江戸末期、染井村で江戸彼岸桜と大島桜を掛け合わせてできたのが、染井吉野。現在日本の桜のほとんどが、この染井吉野です。この近辺は、なんでも桜にかこつけます。染井温泉の屋号もサクラ。

 染井温泉サクラは、地下1800メートルから汲み上げたという温泉で、レストラン、エステなどを併設した施設です。入浴料ひとり1290円。タオルなどを貸し出していますが、私はバスタオルフェイスタオル持参。節約節約。

 車酔いがなんとかおさまった娘と、ぬる湯、露天風呂、ジェットバスなどを巡りました。
 3連休中の中日ですから、親子連れやらカップルやら、大混雑。人混みが嫌いな娘は、「あんまりのんびりした気分になれない」と。しかも、娘は、「ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性-弱アルカリ性-高温泉)という泉質が体に合わず、「顔がピリピリしてきた」と言います。1時間ほどで上がりました。

 六義園しだれサクラは。まだ蕾。温泉サクラは堅い泉質で、娘は「泉質が合わないから、もう来ない」と言います。今回の行楽、サクラで失敗。

 私は、湯上がりビール。娘はフルーツ牛乳。定番をこなしてから、巣鴨へのシャトルバスに乗り、巣鴨の駅ビルでパスタを食べて帰りました。

 娘の感想「よかったのは、六義園の太神楽と東洋文庫のロマノフ王朝展、イマイチだったのは、六義園の桜と染井温泉サクラ。最悪だったのは、タクシー」
 でもまあ、楽しいところもあったのでよしとしましょう。

<つづく>
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4 コメント

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Unknown (yokochann)
2017-03-21 07:54:43
大満足も記憶に残るけれど、そういった少しがっかりな思い出もあとあと笑えて良いものだと思います。

スカーフ、残念でしたね・・・。貴方に似合うんじゃない?なんて娘さんに言っていたら、ニコニコして、そうかなぁなんて言いながら首に巻いてみたかもね^^。
きっと来年も売っているだろうから、また娘さんと出かけて買いに行くのも良いかも。
同じタクシー運転手も少しは道を覚えているだろうから^^。
さくらはまだだった! (すみとも)
2017-03-21 10:10:16
オトウト君居ぬ間の 女二人旅・・・近場の遠足なんやかや有っても 楽しい日になりましたね^^

 大きな枝垂れ桜があるのですね!! 東京はなんでも揃っていますね(笑)

 桜染めのスカーフ ・・・今また小ぶりのスカーフが出て来ましたから求めて お嬢様ともあいで使ってください^^  あら~「もあいって」方言かも・・・ もやい「催合」でしょうかーー 共同で使うって事です。
  最相で 模合で 百相で・・・??
 ”スカーフを もあいで使う 母娘”  
     
  

 
yokoちゃん (春庭)
2017-03-21 11:41:10
完全無欠よりは失敗もダメダメも加えながらがいちばんのんびりできるのかもしれません。

スカーフのサクラ染め、六義園近くの染め物工房で、昨年一昨年は「サクラ染め体験会」を開催していたことがわかりました。今年の開催はまだわからないのですが、問い合わせて、やっていたら、手作りサクラ染めをしてみたいと娘が言います。それなら、世界に一枚だけのスカーフになっていいのかも。
すみともさん (春庭)
2017-03-21 12:02:56
東京には大名庭園が多く残されているので、樹齢の大きい桜も多いです。
あちこちの公園の桜を見て歩くのも、楽しみのひとつです。

「もあい」、私は使ったことのないことばです。おしえてくださりありがとうございます。
沖縄県や奄美の島では「模合」は、本土の頼母子講や無尽講と同じように、仲間がお金を出し合って共同利用すること、だそうです。
すみともさんのお住まい近くで「もあい」が使われていること、いいなあ、と思います。

栃木茨城千葉が寄り合っている地帯は、日本の言語のなかで、「無アクセント地帯」という古代のことば(ヤマト語に席巻される前の縄文語かも)が残されている地域です。
沖縄も古代語が多く残されているところですから、共通していることばをもっと探してみたいです。古代ロマンを感じることば「もあい」、知ることができてうれしいです。

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