白龍のオウム・アーレフで過ごした日々

オウム・アーレフと新団体「ひかりの輪」について考える。

江川紹子さんのブログから

2008-02-07 19:51:38 | Weblog

 生命の木さんが、コメント欄に江川紹子さんのブログ記事を紹介してくれましたので、こちらのブログ上でも紹介しておきます。

 

題は「四女の物語」です。

 

http://www.egawashoko.com/c006/000245.html

 

 今まで明かされることが無かった、江川さん宅での四女の生活ぶりや、その性格、考え方などを、おぼろげながら垣間見た感じがします。この記事を読むと、江川さんも大変苦労されたのだなということがよく分かります。

 

 四女が松本家を飛び出し、江川さんに後見人をお願いし、将来は医学部を目指したいと言ったときには、松本家にもまともな考え方をする子がちゃんと育っていたのだと思って、少々安心もし、応援してあげたいと思った方もいたのではないかと思います。

 

 そのような気持ちを持っていた者にとって、その後の、江川さんの家を無断で飛び出した四女の行動は、なんとも理解し難いものであったはずです。 しかし、江川さんのこのブログを読んで、なんとなく納得出来ました。

 

 四女は、自らの物語の中で生きている少女という感じなのでしょうね。世間でもそんな女の子はいるのかもしれませんが、四女の場合、あまりにも特殊な環境で育ちすぎているので、それが虚なのか実なのか、本人も区別がつけられないのかもしれません。

 

 あるいは、そのようにして生きることが、特殊な松本家の中で、彼女にとって唯一心を安定させる方法だったのかもしれません。 四女が今後どのような道を歩んでいくのか分かりませんが、オウムの活動をする「もう一つの道」に歩みを進めないことを願うばかりです。


37 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
仮説 (聖者ぼんちリンポチェ)
2008-02-07 23:42:25
江川さんの記事を読んで思ったこと。
育成環境の苛酷さから、
のんちゃんはボーダーラインになってしまったかと。

いわば初めて社会デビューする小学校入学から、
彼女はかなりのマイナス地点に置かれたわけで、
その一方で信者からの皇子扱いでは、
こりゃ神経おかしくもなるだろう、と。

このような事態の原因・責任が彼女にないだけに、
しかもその責任をとれる人間が、
彼女以外にない、というあたりが
のんちゃん最大の不幸ですなあ。

困ったなあ・・・。
聖者ぼんちリンポチェさん (白龍)
2008-02-08 00:34:57
>このような事態の原因・責任が彼女にないだけに、
>しかもその責任をとれる人間が、
>彼女以外にない、というあたりが
>のんちゃん最大の不幸ですなあ。

>困ったなあ・・・。

彼女の手記を読んだときもかわいそうだと思ったけど、
江川さんの記事読んだら、なんだかよけい不憫に思えてきました。
おそらく (聖者ぼんちリンポチェ)
2008-02-08 02:33:22
江川さんの見解が、
おそらく一番正確だと思うんですよね。
だとするとイジメとか以上の不憫さですよ。

これから数十年もの間、
彼女自身がつきあっていかねばならない、
どうしようもない創作物、
それが彼女の人格なのですから。
聖者ぼんちリンポチェさん (白龍)
2008-02-08 07:50:53
>江川さんの見解が、
>おそらく一番正確だと思うんですよね。

そう思います。
整合性もありますしね。

>だとするとイジメとか以上の不憫さですよ。

自ら気付くことは難しいかもしれませんが、
どなたかの助けで、いつか軌道修正出来できれば良いのですけど・・。
とりあえずは、彼女の賢さに期待するしかありません。
Unknown (聖者ぼんちリンポチェ)
2008-02-08 20:14:06
いえね、むしろ私が心配しているのは、
のんちゃん自身が気付いた時、
そしてその後のことなんですよ。
生まれてこの方積み上げてきた人格でしょう?
サリン事件以降でも13年たってるわけで、
その間定着させてきた人格の歪み、
まあ一般のセオリーで考えるならば、
定着したものを取り除くのは3倍の時間がかかると。
ということは、39年かけないととれない、
ということになるわけです。

たとえ3倍が大袈裟だとしても
相当の年数がなければ無理。
しかもその間に、あの人格の歪み方から考えると、
何度も挫折することが予想されると。

・・・これがどの程度の苦しみか、
察するに余りある・・・状態に
さらに余りあると思うんですよ。
ちょっとした自分の悪癖を自覚し、
是正するだけでも相当な苦痛を味わうのに、
人生の大半をかけて培った歪みを正すなんて・・。

貴重な人生をどうするのか、
他人事ながら哀しく思います。
聖者ぼんちリンポチェさん (白龍)
2008-02-08 23:14:22
>ちょっとした自分の悪癖を自覚し、
>是正するだけでも相当な苦痛を味わうのに、
>人生の大半をかけて培った歪みを正すなんて・・。

>貴重な人生をどうするのか、
>他人事ながら哀しく思います。

たしかに習慣化した意識を是正するなどといのは、
チェーンスモーカーが、タバコを止めるのと同じような苦痛を伴うのかもしれません。

時間がかかるし、ストレスもかかるでしょうね・・。
Unknown (ふんどし)
2008-02-09 02:55:30
>たしかに習慣化した意識を是正するなどといのは、
チェーンスモーカーが、タバコを止めるのと同じような苦痛を

ふんどしが「茶化し」「悪ふざけ」「すけべ」「酒」抜きで真面目に生きるのと同じような苦痛
ふんどしさん (白龍)
2008-02-09 18:21:19
>ふんどしが「茶化し」「悪ふざけ」「すけべ」「酒」抜きで真面目に生きるのと同じような苦痛

具体的で、大変分かりやすい事例を挙げていただきありがとうござます。^^
白龍さん (yasu)
2008-02-09 22:12:38
↓わたしの外国鯖のブログにもうpしておきました。
http://aumer.wordpress.com/2008/02/09/%e5%9b%9b%e5%a5%b3%e3%81%ae%e7%89%a9%e8%aa%9e/

物の見方 (薬痴寺)
2008-02-10 22:06:24
白龍さんは学校の先生だったから問題のある人に対して視点が違いますね。

コメントを投稿