hakhonのノート

백봉의 공책

多文化共生に関する記事を読んで

2012-02-19 10:49:08 | 日本の政治・社会
2月18日日経新聞夕刊にお茶の水女子大名誉教授 宮島 喬先生の「築こう多文化共生社会」という記事が載っていた。
興味深い内容で読んだ後、いろいろ考えることがありました。

記事の抜粋ー多文化共生に必要なのは相互主義と人間の交流という。「日本では多文化共生というと、すぐ外国人に何かしてあげるという話しになる。… … 対等というなら、外国人の子どもに母語、母文化を学ぶ機会を与えることです。自国の文化を低いと見なされた子は日本て生きづらい。彼らの文化が日本の文化と同じ価値があると、日本の子に教えることも必要です。自分が子どもを外国に連れて場合のことを想像してみたら分かります」ー

1945年以降、朝鮮半島が南北に分断して在日社会も南北に分断してしまいました。朝鮮を支持する総連、韓国を支持する民団、民族教育も二つの団体によって運営されることになりました。。

総連によって運営される朝鮮学校は徹底的な母語教育をすることによって多くの在日同胞の支持を獲ました。

日本にある朝鮮学校は日本で生まれ育った子ども達に母語、母文化、母歴史を教え、日本社会でコリアンとして胸を張って生きて行ってほしいという植民地時代を生きた一世たちの強い思いで設立され現在まで至っています。

昨今、大阪を始め全国で「拉致問題」を持って朝鮮学校への補助金打ち切りが為されています。まるで兵糧攻めのように。

はっきり言って朝鮮学校に通っているからといって子ども達、父母たちに「拉致問題」と何の関わりが有るのでしょうか。国家犯罪の罪を彼らが背負わなければならない理由は無いはずです。日本にある外国人学校で唯一「高校無償化」から除外された朝鮮学校。そこで学ぶ子ども、父母達が受けた心の傷はいかほどのものか。

日本社会を構成する一員である在日コリアン。朝鮮学校に行っているからといって色眼鏡で見られ、除外され、無視された彼らが日本社会をどんな眼差しでみているか想像したことがあるでしょうか。

日本が本当に多分化共生社会を目指すなら内なる外国人である在日の問題に真摯に取り組むべきではないでしょうか。
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