Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

東京都政と国政は 別物だ

2017-07-08 20:47:24 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!北九州を襲った大雨水害は、我々の想像を超える広域被害をもたらしている様だ。分っているだけで相当数に上る、犠牲各位への弔意と、行方不明各位の、早い安否確認をお祈りすると共に、多くの被災各位に、謹んでお見舞いを申したい。又、ようやく現地入りの叶ったボランティアを含む、消防・自衛隊をメインの救援活動各位のつつがなきもお祈りしたい所です。

さて本題。既に一部触れた所もあるが、先の都議選は、小池現知事の率いる勢力「都民ファーストの会」の圧勝に終わった。従来最大会派だった、都議会自由民主党が、大敗北を被った訳だが、これはあくまで都議選における結果であって、これからの都政と国政を強引に結び付けようとする思考は、妥当でないだろう。

よく知られる様に、都議選運動最終日となった7/1(土)の、安倍総理大臣都内遊説での、一部会派の妨害行動は、その一環として生じたものだろう。安倍大臣は、総理退陣や、遊説中止などを要求する過激行動に出た連中を指して「あの様な人達に負ける訳には行かない」の発言をされ、又、菅官房長官も類似の見解を表された様だが、特にTV報道の、意図的とも言える印象操作により、前述発言が、国民全般向けにすり替えられ、そのまま報道される形になってしまった。これは、放送法規にも触れる不適切なもので、百歩譲っても「放送事故レベル」。決してそのまま流してはならないレベルだった様だ。

これで、新聞やTV報道などからしか情報を得ない、所謂「情弱組」は、報道メディアにまんまと乗せられ、「例の」四野党を初めとする、反自民勢力に組み込まれたと言う事だろう。都議会自民党は、確かに中央卸売市場移転問題や、東京五輪等対策などで不明朗な所が大きくありはしたが、都政レベルと国政レベルを、野党情宣を真に受けて一緒に考えるのは、不適切と言うものだろう。

国会が閉じている間も、「森加計問題」などについての閉会中審査が行われる。自公連立は、こうした所も、自信を持って周到な説明に徹して欲しい所。安倍大臣の G20出席などで大変な日程は分るが、来月の内閣改造も不可避と言われるだけに、絶対に驕りを見せない、隙のない慎重な対応をお願いしたい。

G20では、対「北」制裁決議案が、ロシア国の「北の撃った弾道ミサイルは、中距離弾道弾」との、言いがかりに近い反対意見で見送られた様だが、諦めずに、少しでも有効な圧力が得られる様、他の参加国にも強く訴え続けて頂きたい。多分、そんな事はもうお分かりだろうが。もう一つ、核兵器禁止条約が成立したが、これに何故我国が、直ちに参加できないか、の理由説明も、もう少し踏み込んだ所が聞きたいものだ。そうでなければ、被爆された各位を初め、広く国民的得心を得るのは難しいだろうから。

今回画像は、鉄道の裏方にスポットを当てようと思います。終電の後、主に深夜帯に線路の設置の狂いを治す「マルティプル・タイタンパー(Multipul Tie Tamper)」と呼ばれる、移動式の作業機材。砂利道床を使った線路で、寸法が不適当だと、まず下の砂利を一度掘り起し、修正の上で、再び突き固めて戻す、一連の作業を一台でこなす秀逸なメカ。精密機械につき、その価額は億単位と言われます。又、メーカーの、製品作りの為の機器備品と同じ立場の為、電車や機関車などの鉄道車両とは区別され、作業で線路に出る時は、その区間は終了まで閉鎖されます。画像は JRの在来線仕様ですが、全国の新幹線や大手私鉄各社にも、同様の機材が配備されています。作業時は大変音響を伴うので、沿線との打ち合わせなども必要。又、大都市圏では、路盤修正が不要な様、道床を鉄筋コンクリート製のスラブ軌道とする試みなども、進められています。下記動画アドレスで、その動作をご覧いただけます。珍しい、昼間の作業の模様です。 https://www.youtube.com/watch?v=xP6agz1VFMU


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