Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

どこまでも、どこまでも「ただの野合」

2016-03-26 09:51:22 | 国際・政治
今日は、久々の二つの慶事に接した。初めは計画開始から43年越しの懸案、北海道新幹線が、新青森~新函館北斗(函館市北郊)間約149kmで遂に初運行。勿論これは「初めの一歩」であり、約15年後には札幌市内への延伸を見込んでの開通だ。まずは門出を祝いたい。

その上で、課題とも言える、特に青函トンネル区間の速度向上や航空機に比べ不利と言われ、又北関東地区への配慮が不足とされる利便性の改善、開業後は伸び悩みが指摘される搭乗予約率の確保などが地道に取り組まれる事を期待したい。本州の各新幹線に比べ余裕のある線路容量を活かしての、新幹線初の貨物列車運行の早期実現も待たれる所だ。
これまでの本州及び九州新幹線に比べても、困難な前途が予想されるのは事実だが、是非乗り越えて本州対北海道の新しい大動脈へと成長を願いたいものであります。

もう一つは、当地南隣の三重県下、松阪市近郊のJR名松線の復旧。2009=平成21年秋の水害にて6年超もの不通に見舞われ、一時は路線廃止の話もあったが、沿線自治体の防災対策も奏功して今回の復旧に漕ぎ着けたもの。以前と変わらぬ地域の確かな足としての地位を守り続けて頂きたい。

さてさて、他方で「それに引き替え人の世は」てな感のある嘆かわしい状況があるのも事実。この所、特に芸能分野は不倫が大流行りの様だ。若手政治家、人気(だった)女性タレント、果ては身体に大きな不自由を抱える作家まで…。各当事者は全く猿以下。「バッカじゃねえの!?」の風情ではないか。
俺は一連の不倫記事には興味がないのでこれ位にしておくが、これと同程度、正に「犬にでもくれてやれば良い」レベルであるのが、近く発足の民進党の体たらくではないだろうか。

昨日、同党執行部の役員人事が明らかにされたが、やはり(いつもの)継接ぎ、寄せ集めレベル。安保問題や国政選挙対策にしても、決して足並みが揃っているとは言えず、複数野党の幹事長・書記局長会談においては案の定、露骨な勢力拡大を図る日共に引きずり回される始末。民進党新幹事長に決まった枝野幸男サンの弁舌は、国会質疑の勢いが信じられない歯切れの悪さだった。まあ左派野党の輩は皆、不都合な所を突かれると黙秘かこんな風になるのが常だが。
日共もその意味では「同じ穴のムジナ」だろう。昨今、米韓合同演習の折とは言え、さんざミサイル発射や、対韓攻撃を想定した対抗演習を繰り広げる「北」の事を、「差し迫った危険はない」などと寝とぼけた言及の揚句、その事を些かも訂正する意思はないらしい。これでは破防法の定める要監視団体に挙げられても仕方がない。

聞いた話だが、「野合」なる言葉には、男女の芳しくない逢瀬とか密会みたいな意味があるらしい。事実なら、此度の民主・維新両党の合流はこの言葉にズバリ当てはまるのではないか。どうせ権勢欲しさの合流とか連携など、男女の(変な)密会レベル。少しでも行き違いあれば、すぐ調整不能な溝ができて、折角の口約も、亡きタレント ハナ肇さんの台詞「ハイ!それまでヨ」になりかねない。何か、どこまで行っても与党みたいな重厚さと説得力を得られないのは何故なのか、当事者や有権者の我々も、少し考えてみた方が良さそうだ。

民主OBも又悪い。先日は、歴代最低の鳩山由元首相の、民進党結党行事で、国民的支持が得られる政権担当能力を持つ党になれる様応援演説があったらしいが、小沢元代表と並び「民主党を凋落させた張本人が良く言うよ!」て風情だった様だ。あのね、貴方は表に出ると恥を晒すだけ(それも公然と性器を露出する位の深刻レベル)だから、大人しく隠居して、なるべく早くあの世へ行って下さいとでも申したくなるものだ。嗚呼、こいつはもう顔も見たくない。甚だ、気分が悪い。

対する与党、特に自由民主党の内輪も決して芳しい訳ではない。不倫事件の若手政治家は同党だったし、国会審議中に無関係な読書をしたり、禁止されているはずの携帯通話に手を出す議員もいた。後は一連の舌禍。絶対多数を良い事に、国会や政局に対する緊張が緩んで来ているのは明らか。安倍大臣や谷垣幹事長は、これを放置しては今度の国政選挙に敗れかねない事をも良く自覚して、党全体に亘る綱紀粛正に本気で取り組んで頂きたい。

与党がこの様な問題を抱えている事を顧慮しても、今度の新党発足は「余り」どころか「些か」の期待も抱けないもの。どこまで行っても「野合は野合」の感触しか持てない安価で低レベルなものに留まっていると俺は見ている。与党の弛緩と併せて見ていると、5月に迫った先進国首脳会議・伊勢志摩サミットの全うな運営(特に警備面!)ができるのか、やや不安にもなって来ると言うものだろう。こう言う大行事の時は、与野党の立場を越えて、その完遂の為に一致協力して当たるのが先進諸国の常と聞くが、遺憾な事に、我国ではその様な姿勢は見えて来ない。前述の一連の不倫問題やその事への一部芸能人の下品な反応と大差ない、どうしようもない民度の低さの反映かも知れないが。

閑話休題。今回画像は、先日当地の北郊へ出かけた折、偶然にも捉えた新型飛行機MRJの試験飛行の様子。各新幹線にとっては手強いライバルの立場だが、ただでさえ遅れ気味の量産化へと着実に歩を進めて欲しいのも事実。何気にボンヤリと視線を上げたら、そこへ「どこかで見た様な機体」が。それが同試験機でありました。県営名古屋空港への着陸態勢に入っている為、既に車輪が降ろされています。慌てての撮影につき、ピントが甘い所はお許しを。初飛行時に見られた、空自機の同伴は現状続いている所です。

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2 コメント

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Unknown (ココ)
2016-03-30 20:24:34
北海道新幹線 ・・・本当に大丈夫なんでしょうか?
JR北海道の今までの様子を見聞きしているとな~~んか不安材料がいっぱいの様に感じてしまうのですが ・・・
運営そのものより安全性の面で・・・σ(^◇^;)

安全第一の日本の新幹線の今までの信頼を崩さないように頑張って欲しいものです。

ところで、民進党・・・どうみても 自分たちの勝手で離れた人達が 又々自分達の勝手でくっついて 名前を変えただけ・・・

それも寄りによって 2016年5月から政権復帰する台湾の政党名の略称名と同じとは・・・

民主進歩党の幹部が「民主党らが民進党になると、うちのイメージが悪くなる」 って言ってるとか・・・

これもなんとなく頷けますよねぇ~~σ(^◇^;)

ハワイご行程画像も感謝 (HAKASE(jnkt32))
2016-03-30 20:59:48
ココSAN、今回もご見解を有難うございます。
北海道新幹線は、これまでの新線と違って仰る様な多難
なスタートの様です。何たって、沿線の経済規模が小さい
為、これからの運営には多くの知恵が求められるでしょう。
それと、北国故の、雪風との闘いも待ち受けます。長大な
青函トンネルも速達化のネックとなる事でしょう。
見せかけ新党、民進党の発足は、これもお言葉通り、余り
関心を持っては見られてない様です。台湾の類似の
政党の方々も、余り好感して下さらないかもですね。嘆
ハワイご行程の画像、期待通りです。又ゆっくり拝見したいですね。
まずは、お礼まで。

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