Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

女性宮家容認が 危険な訳

2017-12-08 20:36:15 | 国際・政治

かねて表明されていた、今上陛下の天皇ご退位が、再来年の 2019=平成31年4月末とする事と、次代天皇のご即位を、翌 5/1とする事が政令にて閣議決定された。昭和に続き慣れ親しんだ 平成と言う時代も、いよいよ終点標が見え隠れする時候となって来た。つつがない 穏やかな裡に、天皇の代替わりが 粛々と執り行われる事を、心より望む次第。そして、続く次代も、昭和、そして平成と同様、平坦とは行かぬまでも、国運を左右する様な、大きな戦乱や深刻な災害が生じない事を、願って止まぬ次第であります。

本題です。前述の、皇位継承とも大いに関連するのだが、少し前 民主党政権期の前後にによく議論された 女性宮家の問題を、少し見て参ろうと思う。今は野党の旧民主、現民進党と、その傍流たる立憲民主党、それに容共志向の社民、日共、自由の各党が議論の俎上に載せようと画策している感があるが、拙者は 基本支持も賛同もしない立場だ。その理由を、某ネット記事を引用しながら、以下に記す事とする。尚、この記事は「女性天皇と、女系天皇の違いは何か?」との問いに答えたものである事を、付記致しておく。

「同じ様なご質問は、度々出ていますので、検索すれば見つかるはずですので、簡単に書きます」

[女性天皇]=文字通り 女性の天皇

[女系天皇]=母方を 天皇の血筋に持つ天皇

女性天皇は、更に「男系」と「女系」に分けられます。歴史上、八代10人の女性天皇が実在しましたが、いずれも「男系の女性天皇」です。これを「万世一系」と言います。もし 近い将来、愛子内親王が即位される事があるとすると「男系の女性天皇」ですから、過去の事例に反する訳ではありません。

しかし、問題はその次の代で、愛子内親王が 平民男性と結婚され、そのお子が即位する様な事になれば、男子だろうが 女子だろうが「女系の天皇」と言う事になります。これは神武天皇以来、二千数百余年の歴史に、一度もありません。大きな一政治課題である、皇室典範の改正に関する有識者会議の結論は、正に皇室伝統の破壊、天皇制の崩壊を目指しているとも言えるのです。(引用ここまで)

今回の表題 女性宮家については、各界にて賛否両論があり、野党は元より、与党政治家中にも、これを容認する言動がある。男系皇統の維持の為、旧宮家の復活案もあるが、一般国民として 長く人生を送って来た人物を、皇位継承者とする事は、妥当性に疑問ありとするのが、その理由だ。

これには、余り説得力がない様に思うのが、拙者の見方だ。「一般国民として 長く人生を送って来た」事については、長短の差が一定ありこそすれ、女系天皇の配偶者となる男性についても、同様だろう。この政治家の見解については、或る拙知人の方が、ネット記事で疑念を表されているので、併せて見て参りたい。

「女系天皇の配偶者となった一般人男性は皇族となり、ご夫婦の間に生まれたお子も、皇位継承者となります。一般人の子供が皇位継承者となることと、かつての宮家が皇位継承者として復活することのいずれが、国民に違和感を与えるものか、妥当性が高いのか、大いに議論されるべきです。今上陛下と結婚された、一般人だった美智子皇后と、皇太子殿下の配偶者である 同じく一般人だった雅子妃がどれだけ皇室の伝統を破壊し、陛下の尊厳を貶めているのかを見れば、一般人との婚姻が、いかに問題が多いか、今は多くの国民が理解しています。

まして 女系天皇ということになりますと、一般人の男子が介入してきます。善良な人柄ならまだしも、奸計と悪意の無頼漢なら、皇室が崩壊させられる危険性が高まります。なぜ、ご先祖たちが男系天皇を守ってきたのかという、肝心の問題への思考が欠落しています。外国人参政権法案が、国の形そのものに関わるものだと、拙速を戒める一方で、もっと大切な、国の形にかかわる皇室の問題に、どうしてこうも理解がないのか、不思議でなりません。(引用ここまで)」

知人の方が記事に取り上げた、当該政治家の見解には、一貫性がない。国のあり様を壊すとして 安易な外国人参政権を認めてはならないなら、女性宮家の問題も、国のあり様に関わるのは、形こそ違え 同じ事だろう。検討の俎上に上げる事自体 間違いと申して良い。何よりも、旧宮家の復活を唱える ご自身も旧皇族の作家 竹田恒泰さんや、法学者 八木秀次さんのご見解が、ここは最大限尊重されるべきだろう。お二方の見方こそ、今、そしてこれからの皇室のあり方にとり有益であり、もしも、女性宮家の創設を一度でも認めたら、皇統廃絶を画策する 前述の左派野党各会派や、反天連こと反天皇制運動連絡会とか言う、極左系市民組織の思うツボだろう。この連中の思考が、皇統の存続を、ひいては 祖国日本の存立そのものを危うくするのである。

英国の場合と同じく、皇室も「君臨はするが、統治はしない」事が日本国憲法にも規定され、この方向は、基本 憲法改正にあっても引き継がれるだろうが、だからと言って、二千年を超えて続いた、我国のあり様の大元に関わる文化的事共が、蔑ろにされる事は、あってはならない事だ。男系皇統の、将来に向けての護持は、我々日本人の大きな一使命だろう。以下に、皇族方の皇位継承順位を記して、この稿を終わりたく思う。

[主な皇位継承一覧] 第一位 皇太子徳仁(なるひと)親王 第二位 秋篠宮文仁親王 第三位 同悠仁(ひさひと)親王 第四位 常陸宮(ひたちのみや)正仁親王の殿下各位。

画像の方は、先年 悪友と共に訪れた、長野県下の 旧木曾森林鉄道・大滝線の、一部区間での限定復活運転の模様。道路整備前、大型トラックによる輸送が叶わなかった頃は、この様な森林鉄道が、木材輸送を担い、専用列車の編成も、ずっと長大だった様です。又、時刻表にはないが、時間帯により 地域住民の利便に資す為、旅客車両が併結され 運転される事もあったやに聞きました。因みに、今は国有林の この地域も、昔は皇室ゆかりのご料林だった訳でして。

 

 


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