Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

保守標榜の以上は、組合組織の支援を受けずとも

2017-10-04 20:48:52 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!衆院解散総選挙に際し、新党の発足が相次ぐ昨今だ。小池都知事の興した「希望の党」に続き、事実上分裂して消えた、民進党の左派勢力が、枝野民進代表代行を頂いて発足した「立憲民主党」がそれだ。

「希望の党」へは、100人を超える旧民進衆議が合流、それに際し、小池代表は、安保法制及び改憲や外国人参政権反対の政策に同意できるか否かの「政策協定書」を、言わば合流の踏み絵の様に使い、自党への忠誠度を測った上で認める手法を執った。それ自体は、至極当然と言えよう。これまでの民進党は、特に岡田執行部時代の辺りから、内容のある政策姿勢や対案の取り組み、健全な質疑姿勢が影を潜め、代わりに、露骨な安倍政権退陣を迫る、攻撃的姿勢が幅を利かす様になった。つまり「旧社会党化」と言う名の、退化に陥ったのである。

この原因は、今、立憲民主党に集結しつつある、旧民進左派の連中が、党執行部などの主導的立場を乗っ取り、良い様に牛耳ったせいだ。「初めに攻撃ありき」の、極左過激勢力と大差ない、粗暴な国会活動。安保、テロ等準備罪処罰の両法制採決に際しての狼藉が、その実態を物語っている。「立憲主義」と言えば、聞こえは良いが、それは、中国大陸や朝鮮半島の「特亜」諸国の圧力的要求を受けてのものだろう。こんな了見には、拙者は断じて与するつもりはない。

事実上分裂した、民進党両院議員は、その殆どが、国内最大の労働組織 連合こと日本労働組合総連合会の支持を受けていたと言われる。今回の事態につき、連合執行部は「希望の党」に合流した民進党議員に課した、政策協定書の誓約につき「過度に辛い、心身面の負担を強いるもの」として、批判している様だ。だが、この連合執行部見解は、当たらないのではないか。

旧民進党が、決して保守政党でなかったのは事実だ。しかしながら「希望の党」小池執行部は、当初から「改革のできる、健全な保守政党」を標榜していたはずである。これは、小池執行部から認められた、100人規模の旧民進党衆議各位は、自らの立ち位置が、完全な保守となる事を、当然の様に受け入れたはずである。保守側に、組合組織の支持支援は相応しくない。これは、合流に際し、民進党衆議各位が、連合との連携を、明確にリセットしなかったのが原因ではないだろうか。今からでも良いから、本気で「希望の党」の一員になろうとするなら、ここの所のけじめをきっちりとつけ、今までの組合の支援への感謝と、これからは自らの信念で行動する旨、きちんと連合執行部に説明の上、袂を分かつのが筋だろう。又「希望の党」小池執行部も、保守政党を標榜するなら、組合組織の支持支援とかは、決して欲してはならないのではないか。

「武士は 食わねど高楊枝」などと偉そうな言葉を口にするつもりはない。又、拙者にはそんな力もないが、そこの所は明確に一線を画さなければならない所だろう。連合執行部は、此度の衆院選の結果発表までは支持政党を明かさず、旧民進党衆議は個々に支援する方針の様だが、本音では、左寄りの立憲民主党や、社民辺りを支持したい所だろう。「希望の党」小池執行部は、毅然とした姿勢で、連合と袂を分かつべき。これは、合流する旧民進勢力にも、厳しく求められなければならない。「党への忠誠が大事」と言うなら、まずはそれから実行すべきである。

今回画像は、昨年の今頃、岐阜・東濃にて捉えた、中央線 下り燃料列車の模様。これから需要期を迎え、増大する灯油などの輸送に対応する為、山間を抜けて長野県下へ至る間は、電機二機重連での列車先導となります。冬場は列車の増便もあり、中々の見ものですが、鉄道車両の世代交代も進み、画像の様な、旧国鉄外装を纏う車両は、ごく僅かになってしまいました。


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2 コメント

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絶望の党 (憂国の士)
2017-10-06 21:14:57
控えめにお訪ねして、ご指摘を嬉しく拝読しております。
他ブログへのコメントも逐一目を通させて頂いております。

小池希望の党の発足は、いづれ小池代表の前途が辛いものになるような気がいたします、
まず民進党議員の合流は希望の党が絶望の党への幕開きだと認識いたします、
合流組と連合との関係は自民党の温さを見て来た小池氏には耐え難いものになる。

在来種にかく乱される日本の国家、その轍を小池希望の党は踏むことになる、
極左過激勢力の執拗さを小池代表が耐えられるか、乗っ取られる者の悲哀を憂う。
Re:絶望の党 (hakase32)
2017-10-06 22:27:50
憂国の士さん、今回もご見解を有難うございます。

仰る様に、小池知事の「希望の党」代表兼任は無理が
ある様にも感じます。

都政政党でも、離反者を生じており、先の都知事選と
同じ感覚で衆院選に臨むと、思わぬ怪我もあるかも。

同じくご指摘の、極左過激勢力の攻撃があった場合、
果たして持ちこたえられるかも、未知数です。

後、旧民進党勢力の、途中離反の可能性も注意が必要な所ですね。

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