俳句 HAIKU  はいくっ

俳句は 楽しく 詠うもの

ぽちぽちと

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婆の手

2017-06-19 20:34:41 | 日記




















なかなか角田の句がまとまらなくて。


理由は素材はあるけれど、一般的でないこと。


自分の生い立ちや現在の環境にないものは、ピンときませんよね。




私は、都会の田舎育ち(つまり郊外の住宅地)なので、農業のことはやや分ります。


港の町ですから、海のことも。


でも、養蚕は仙台に来るまで、知識でしかありませんでした。


阿武隈は、稲作地帯であり繭の里ですから。




小学生の頃、理科の時間で「かいこ」を育てましたから、


育っていく過程は見ています。


余談になりますが、女の子たちはきゃぁ~でした。

嬉々として桑の葉をあげる私は、変人とみられていました。

子どもの時から、虫が好きで卵から蝶に何羽孵(かえ)したでしょう。






繭から生糸をとる過程は知りませんでした。



大鍋で繭を煮るのを見て、びっくりというか、ショックというか。



繭を煮るということは、中の蛹(さなぎ)を茹でちゃうわけで。



「どうやって繭から糸をとるんだろう」とは、思っていました。

蛹を孵しちゃったら、繭に穴が開きますもんね。



生業(なりわい)としていないものには、残酷に思えますが、


それで生活している人にとっては、「仕方のないこと」なんですよね。


で、命をいただくことに対する感謝を心から、日常的になさるんです。



ちなみに、その蛹は家畜のごはんにするそうです。




命をもらうことを生業としている方々の思いは、深いものだと、


おばぁさんの頑丈そうな手を、合わせられる様子に感じました。


ずぅ~っと前から、カケラのままだった句が、「日の匂い」で決まりました。




 ☆ 画像は弓を引くときに胸に当てるものです。
   江戸時代のものです。
   刺繡とアップリケ(江戸時代にはなんといったのでしょう?)。
   これも「手わざ」ですよね。


   







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