昼顔や地球をまはる月の音 佐々木博子
二物衝撃の句。上五に「昼顔」を配したのは作者の感性。
ファンタジックな世界は、「昼顔」を据えることによって、
生々しい宇宙観を帯びてくる。「俳句」8月号に、
和田悟朗の句集『風車』、自選20句抄の中の一句に、次の句がある。
夕顔や月に降りたつ心地して 和田悟朗
どうやら、昼顔も夕顔も『源氏物語』の宇宙観を感じさせるものらしい。
「滝」8月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
二物衝撃の句。上五に「昼顔」を配したのは作者の感性。
ファンタジックな世界は、「昼顔」を据えることによって、
生々しい宇宙観を帯びてくる。「俳句」8月号に、
和田悟朗の句集『風車』、自選20句抄の中の一句に、次の句がある。
夕顔や月に降りたつ心地して 和田悟朗
どうやら、昼顔も夕顔も『源氏物語』の宇宙観を感じさせるものらしい。
「滝」8月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
昼顔があって、真昼の静寂があって、聞こえない音があって、真っ白な夏の日差しが・・・。
去年、野草園で句会をした時に見た昼顔がやっと詠めました。
私も、「昼顔」がこんなに生き生きと詠まれた句はないと思いました。
そうそう、昼顔だけが聞こえているのでしょうね☆
一生懸命勉強します。
野草園での昼顔からの発想だったのですね。
佳作抄の句も素敵でしたが、この句が好きでした。
明日は例会です。
○がもらえるといいなぁ~。