十七音のアンソロジー★。・.:・゜'☆,。.:・゜'★

虚と実のあはひに遊ぶ  Since 2008 by Midori♡ H

薫風

2017-06-28 | Weblog
風薫る天に保存の鉱山櫓     大川内みのる

「明治日本の産業革命遺産」の一つに、荒尾市の三井炭鉱万田坑がある。18.8メートルの高さを誇る櫓は、明治、大正、昭和と、日本の近代化を牽引してきた日本の産業革命のシンボルである。日本の遺産として保存が決定したのは、折しも「風薫る」季節だったのだろう。「保存」という事象を、「天に保存」と、詠まれて詩情高い。荒尾市在住の作者ならではの一句に、深い感銘を覚えた。このたび「阿蘇」叢書より上梓された、句集『山火』より抄出。(Midori)
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2 コメント

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鉱山櫓 (久子)
2017-06-29 21:36:53
作者は三井石炭工業(株)を定年退職されてから句会に入会された。炭鉱を近くに見ながら育ち、憧れの仕事に勤めながら、色々の思いで仰いだ櫓が遂に日本の遺産となった。
この作品の前後にいくつもの櫓、又はお仕事に関した句があったのではと思います。

句集の一句一句に感動を頂いています。
 (みどり)
2017-06-30 06:22:06
万田坑は、わが家から車で20分ほどです。
世界遺産に登録されて随分賑やかに・・・
大牟田市にも関連遺産があって興味深いですよ。
句集は、2度ほど読みましたが、初期の句もすでに、才能に溢れていましたね~!

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