まみえざる縁もありぬ獺祭忌 井芹眞一郎
9月の本部例会では毎年「子規忌」を修して、会場には子規の遺影と秋の草花が供えられる。そのときの一句が掲句である。「まみえざる縁」という「縁」があることにまず驚かされたが、思えば俳人の端に加えて頂いているのも、子規という先人のお蔭。その日の主宰特選句として、深く感銘を覚えた一句であった。「阿蘇」12月号の巻頭である。(Midori)
9月の本部例会では毎年「子規忌」を修して、会場には子規の遺影と秋の草花が供えられる。そのときの一句が掲句である。「まみえざる縁」という「縁」があることにまず驚かされたが、思えば俳人の端に加えて頂いているのも、子規という先人のお蔭。その日の主宰特選句として、深く感銘を覚えた一句であった。「阿蘇」12月号の巻頭である。(Midori)