老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

信号を守らぬ医療短大の生徒

2015-08-01 14:18:48 | 俳句

          日の盛り藍刈る人のほか見えぬ    葉



 先だって藍を刈るのを見た。真夏の太陽のしたで、本当に重労働だと思った。刈られた藍を畦に積んでゆくと、片端から、乾いてゆく。二番藍が育っているから、又 吟行に行こう。



 いつも通る道に面して、医療短大がある。国道のバイパス道路で、北に瀬戸内海が見え、素晴らしいロケーションに建つキャンパスだ。
キャンパスの前が舗道をへだて二車線の道路だ。校門のから、直進すると、海に向かってゆるい坂道だ。海を望む見晴らしの良い、交差点になっている。
さて、この学校の先生やら、生徒やら分からないが、この学校の関係者には違いない。
信号を守らない。
赤 でも平気で、学校から出てきて、北の道へスピードも落とさず渡る。
見晴らしが良いから、チラチラと目を左右に振れば、近づいている車の、遠近が判っているのだろう。
いつも、いつも、あきれて、ナンバーを確かめつつ、こちらは 青信号 だから、通る。
ナンバーを見たからってどってことではないが。もう何度、繰り返し見た、この信号無視の光景に少し怒りさえおぼえる。

私があきれているのは、「この人達」が医療に携わる、勉強をしていることだ。「まぁいいか。」違反をしたからって、事故を起こしたのでは無い、誰にも迷惑かけてないしと、極楽とんぼ の厚顔ぶりに、あきれているのだ。社会に出て、仕事に就いた時、いままで無かった、道徳感が急に生まれるものではない。毎日の生活で培ってゆくものだと思う。
 この学校は、検査技師を養成しているらしい。尿の検査を受け持ちました。(+ -)1~2 位違っても、どうでもいいや。検査のことは、詳しく説明できぬが、正確でなければならない。間違えば患者の命にかかわるかもしれぬ仕事にかかわろうとする者が、たとえ、信号と思っているのだろうか、社会のルールーが守れなくてどうする。もう少し真摯でなければならぬ。
余りにも日常茶飯事になっているこの光景。反省をうながしたい。
きっと、ここの卒業生、全員では無い、信号無視して平気な連中は、いつか医療過誤を起こすと思っている。

 藍の畑に隣接している学校。炎天に身をさらし一所懸命に働いている人を同時に見て、比べてしまった。
この学校に恨みもなんにも無い。目に余るのだ。
認知症の人に車を当てられて、死にかかったことがある。事故は未然に防ぐべき。



     藍を刈る炎天ものともせずにかな    葉
コメント
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