羽黒蛇、大相撲について語るブログ

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2014年09月25日 | 幕内の「最高」優勝とは
過去のインチキ優勝を調べてみました(羽黒蛇)






インチキ優勝はたくさんあるので、少しだけ。


一番最近のインチキ優勝の旭天鵬。平成24年5月場所。


休場力士はいないので(琴欧洲が千秋楽不戦敗のみ)上位16人目は東3枚目の豊響。上位に同部屋(例:日馬富士と安美錦、稀勢の里と高安)がいるので、17人目の豪風までを横綱大関上位力士と対戦した力士と定義する。


西7枚目の旭天鵬の対戦相手で、3枚目の上位力士と対戦したのは2番で、2勝0敗(プラス2)


大関稀勢の里、11勝4敗(プラス7)で優勝。もちろん実質的に優勝という意味で、名目的な優勝はインチキ優勝の旭天鵬。










双葉山70連勝ならずで有名な昭和14年春場所。出羽湊が全勝優勝。西17枚目。幕内は18枚目までなので、下から二枚目。


対戦相手を見ると、意外にも、終盤戦で上位と当てている。


9日目までは下位同士の対戦。東前15 土州山・西前18 桂川・東前11 幡瀬川・西前13 鶴ヶ嶺・東十1 綾錦・東前17 青葉山・東前9 楯甲・西前8 鯱ノ里・東前14 冨士ヶ嶽



10日目から上位と対戦。東小結1 羽黒山・西小結1 玉ノ海



12日目下位に戻り、西前16 巴潟、千秋楽は上位の西前1 磐石



話題はそれるが受磐が今場所から盤石に改名したが、このような美しい四股名はもっと上位の力士につけて欲しい。有明、真鶴同じ感想。



出羽湊、実質的には3勝0敗(プラス3)



横綱男女ノ川9勝2敗(プラス7)



実質的な優勝男女ノ川、名目的な優勝(インチキ優勝)出羽湊。











インチキ優勝を避けることができた昭和3年1月場所で、もし玉錦が千秋楽に負けていたら、三杉磯が全勝優勝。


大関・常陸岩 10勝1敗 実質的に10勝1敗、勝ち負けの差9


西13枚目・三杉磯 実際は玉錦に負けて10勝1敗の対戦相手は、


東十3 岩木山


東前11 桂川


東前9 若常陸


東十1 東関


東前10 綾錦


東前4 錦城山


東前13 太郎山


東前3 新海


東前5 雷ノ峰


西十5 玉碇


東小結2張出 玉錦


三杉磯は西の力士なので、東の力士とだけ対戦する。東は横綱常ノ花全休で、優勝した大関常陸岩が一番上。玉錦は5番目。当時は11番相撲を取るので、上位11人を横綱・大関・上位力士と対戦する力士と判断できる。


上位から11人目が6枚目の荒熊。大関大ノ里に途中休場があったので、7枚目の外ヶ濱までを上位とする。


三杉磯は、上位11人のうち、4人と対戦。


仮に千秋楽(11日目)に玉錦に勝っていても実質的には4勝0敗(プラス4)。常陸岩の10勝1敗(プラス9)が優勝にふさわしい。






平幕優勝でも上位力士と対戦した真の優勝は、高見山、金剛、水戸泉、琴錦(1回目)が記憶に残っているが、もっと他にもあった。


インチキ優勝(と真の優勝)をパッと思い出すのは、時津山(吉葉山)、富士錦、若浪(豊山)、多賀竜(若島津だったか、星取表みないと記憶が不明瞭)、もっと他にもあった。






羽黒蛇

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