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自民党シンポで安倍幹事長代理が参画法見直しに言及

2005年05月27日 | Weblog
昨日、自民党本部で開かれた過激な性教育・ジェンダーフリー教育を考えるシンポジウムで安倍晋三自民党幹事長代理は男女共同参画社会基本法の見直しを行うことを表明された。

山谷えり子参議院議員が3月29日の参議院外交・防衛委員会で政府側参考人の名取はにわ参画局長に質しているようにジェンダーの国際的に合意された定義はない。

ジェンダーフリー=男女共同参画ではないといいながら、実際には各地で制定されている条例や行動計画、学校現場における教育内容など常識はずれな事柄が堂々と罷り通って来た。それらについてある程度の是正はできたものの、根本的に正常化を図るにはジェンダーフリー思想が盛り込まれている基本法そのものの見直しは不可避であった。

今回の安倍幹事長代理の発言は政治的に大きな影響を及ぼすと思われるが、内閣府の官僚たちやフェミニストたちは焦っているに違いない。特定団体のみに公聴会への参加呼びかけを通知したのはそういう政治の動きを敏感に察知してその前に自分たちの思惑通りに進めてしまおうという意図があったのだろう。

だが、そうは問屋がおろさなかった。
野中の亡霊が古賀誠や野田聖子らを操り、さまざまな妨害工作を繰り広げてくるだろうが、断固基本法の見直しをやっていただきたい。

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◆男女参画基本法 法改正視野に検討 自民・安倍氏

 男女共同参画社会基本法がジェンダーフリー(性差否定)と誤解されている問題で、自民党の安倍晋三幹事長代理は二十六日、党本部で開かれたシンポジウムで「基本法そのものを検討したい」と述べ、与党として法改正も視野に入れた内容の再検討に着手する方針を表明した。安倍氏は自民党の「過激な性教育・ジェンダーフリー教育に関する実態調査プロジェクトチーム」座長を務めている。

 安倍氏は「ジェンダーフリーが間違っているだけでなく、ジェンダーも誤解を呼びやすい言葉だ」との認識を示した上で、突出した男女共同参画条例が各地の自治体で制定されていることに言及。「基本法に暴走するDNAが埋め込まれているのではないか」と説いた。

 さらに質疑に答える形で、「基本法そのものについても検討していきたい。基本法と条例やジェンダーフリー教育の因果関係も見ていきたい」と、条文の問題点を洗い出す意向を示した。

 平成十一年に施行された基本法をめぐり、政府は「ジェンダーフリーを目指すものではない」と繰り返し表明しているが、自治体の条例や基本計画、学校教育などにジェンダーフリー思想が浸透していることが問題になっている。

 一方、安倍氏はこの日、党本部で始まった過激な性教育で使われる教材の展示会を見て回り、男女の性器付き性教育人形に驚きを隠せなかった。会場には性教育人形のほか、コンドーム装着実習のための木型や性交を詳述した副読本などが展示され、安倍氏は「(性教育が)暴走している。ジェンダーフリー・ファシズムだ」と感想を述べた。展示は三十一日まで。

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昨日の産経新聞政治面に連載の「ポスト小泉研究」で安倍幹事長代理が取り上げられていた。見出しに「保守再構築」若手も結集とあったが、北朝鮮拉致問題や対中外交や教育基本法の改正といった国家の基本政策において保守政党らしさを取り戻そうとしてきたのが安倍氏である。

人権擁護法案も安倍氏がおられなかったらまた随分展開は違ったものになっていただろう。これから将来ある安倍さんには嵐にも負けずがんばっていただきたいと切に願う。

関連ブログ

桜魂:◆男女参画基本法 法改正視野に検討 自民・安倍氏
草奔崛起ーPRIDE OF JAPAN:男女共同参画基本法の見直しを視野に 安倍晋三自民党幹事長代理

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