怠惰なひな菊

漫画家・萩原玲二(はぎわられいじ)の怠惰なブログ

『七人の侍』4Kデジタルリマスター版@MOVIX三郷

2016-10-12 02:36:17 | 映画
午前十時の映画祭7 「七人の侍」4Kデジタルリマスター版上映記念トークショー - YouTube


「七人の侍」と「生きる」が“最高画質”目指し4Kレストア。最新の修復現場に潜入 - AV Watch




ほとんど暗記している映画とはいえ、この修復版は大画面で観ておくべき価値があると思った。

こんなに瑞々しい「画」の『七人の侍』〔1954〕は、はじめてである。
ことに夜のシーンの艶やかさが素晴らしく、黒澤の新作を観ている錯覚に!

後半の合戦シーンも新発見?的ディテールに満ちており、それはなぜなら、おれが見返すのがそのプロットの完璧さから前半部分に多いからで、遠景のパンフォーカスで捉えられた野伏せりの芝居が高解像度と大画面によって鮮明に確認でき、新鮮であった。

音声の修復も見事というほかない。

この流れで、ぜひ『野良犬』〔1949〕もお願いしたい‥‥‥
修復のしがいは、『七人』以上ではないか。

やはりおれにとっての黒澤映画は、脚本に菊島隆三が参加している作品にとどめをさすからである。

つまり、リッチー・ブラックモアにたとえると、菊島隆三はコージー・パウエルなのである(?)。
あるいはロバート・フリップにたとえると、菊島隆三はジョン・ウェットンなのである(?)。

『生きる』『七人』『生きものの記録』は黒澤、橋本忍、小国英雄の脚本トリオによる三部作といえ、事実、立派な作品ばかりなわけだが―――どうしてもおのれの気持ちは、『野良犬』であり、『蜘蛛巣城』であり、『隠し砦』であり、『悪い奴』であり、『用心棒』であり、『椿三十郎』であり、『天国と地獄』であり、『赤ひげ』であり、『トラ・トラ・トラ!』(!)なのである。


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