HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第543話≪優秀な人材を・・・「過去3年間で留学生を採用した企業は約1割」≫

2008年04月25日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、海外から多くの留学生が日本で学んでいますが、そのまま、日本で働いている人はどのくらいか知っていますか?

 この度、独立行政法人 労働政策研究・研修機構(平成15年10月に日本労働研究機構と労働研修所(厚生労働省)が統合して設立した、厚生労働省所管の独立行政法人)が「外国人留学生の採用に関する調査」を発表しています。

 その中で、過去3年間に留学生を採用した企業は約1割で、留学生を採用した理由は、「国籍に関係なく優秀な人材を確保するため」と結論づけています。
 1割とは少ないですね。まだまだ閉鎖国な感じがしますね。

 その中から概要をピックアップして見ましょう。

 ◆過去3年間での留学生の採用状況
  ・正社員および契約社員(フルタイム勤務)としての採用に限定
    「採用した」企業は9.6%
    「採用しなかった」が89.5%
   大企業(正社員300 人以上の企業)は、3社に1社の割合で採用実績

 ◆留学生を採用した理由
  ・「国籍に関係なく優秀な人材を確保するため(専門知識・技術)」52.2%
  ・「職務上、外国語の使用が必要なため」38.8%
  ・「事業の国際化に資するため」32.4%
  ・「日本人では高度な人材が集まらないため」5.4%

 ◆採用しなかった主な理由
  ・「社内の受け入れ体制が整っていないから(コミュニケーションの問題等)」44.9%
  ・「外国人の採用自体に消極的だから」43.8%

 ◆留学生採用効果
  ・「職場が活性化した」26.0%
  ・「社員が国際的視野を持つようになった」24.7%

 ◆(既採用企業)今後の留学生の採用見込み
  ・「あると思う」79.5%

 ◆(未採用企業)今後の留学生の採用見込み
  ・「あると思う」19.7%
  ・「ないと思う」77.7%

 詳細は「外国人留学生の採用に関する調査」をクリックしてお読みください。

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