HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第150話≪前倒し作戦を開始せよーその2-≫

2005年12月02日 | 進路助言
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、仲間の高校生は、いつごろ進路の決定をしているのだろうか・・・・と心配になりませんか?

 今年の元旦に、HageOyaji通信:第13話≪2005年、前倒し作戦を開始せよ≫を配信しましたが、今回はーその2-。

 リクルート社が、高校3年生約1204人に行った調査によると、

      

      ≪調査概要≫

    実施者:リクルート社
    回答者:高校3年生
    回答数:高校3年生1204人
    実施時期:2004年2~3月

 進学または就職の大まかな進路決定の時期でもっとも多かったのは、
   「高校受験のとき」23.8%
   「中学受験のとき」14.8%
   「高1の1学期」12.9%

 対して、第一志望の学校の決定時期は、
   「高3の2学期」18.2%
   「高3の1学期」は17.8%
   「高3の夏休み」13.9%

 となっている。

 この調査によると、第一志望校決定は6割近くが高3になってからである。HageOyajiも現在のみなさんを見ているとこの調査結果どおりだと思うな・・・

 が、みなさん、これからの21世紀は答えの無い時代です。いまの時代は、覚えたことを吐き出す能力(クイズ問題)よりも、どうやって調べればよいか、どのようにして答えにたどり着くのか、どうすれば、結果を出せるのか(パズル問題)を知った人が勝つ時代なのです。 いまや、ブロードバンドが普及して、オンデマンドで優れたクラスメートとディスカッションできる時代ではないですか。それ故に、決定時期を前倒ししなければなりません。この時代を行きぬく中で、とても大切な意味を持ちます。

 HageOyaji通信:第13話≪2005年、前倒し作戦を開始せよ≫第3話≪クイズ&パズル≫を読み直し、是非、調査概要より早めの≪前倒し作戦≫を開始し、高校2年生の3学期頃までには将来の進路を決定していて欲しいですね。


 そして、一日も早く見つけたあなた方の「課題」に取り組むことです。
       ≪ 目標 ー 現状 = 課題 ≫ですね。

 さらに展開すると・・・

  ≪将来の自分ー現在の自分=残りの高校生活で自分がやるべきこと≫
  
 即ち、高校2~3年の課題=これから高校生としてやるべきこと なのです。

 高校2年のみなさん、今日から12月です。1日も早く自分が進むべき道を決めてくださいね。

                

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