HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第607話≪最近の若者「消費しない20 代」か?≫

2008年10月01日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、若者の最近の消費スタイルに関心ありますね。

 日経産業地域研究所の『20 代若者の消費異変』によると、若者の消費行動には大きな異変がみられるという。この調査の中で、最近の若者は、お酒も飲まない、車に乗らない、ブランド物も欲しがらない、「消費しない20 代」と分析されています。

               
            
 注)日経産業地域研究所が2007年6月から7月にかけて実施した「若者意識調査」の結果分析及び関連取材に基づいて作成されたレポート。「解説編」と「データ編」の2部構成で、「解説編」では、調査結果の中から特に、消費意欲、嗜好品の好み、貯蓄、余暇の過ごし方、暮らし向き意識、文化的好みに焦点をあて、現代の20代消費者像に迫っている。さらに一世代下の10代の若者についても分析を行っており、20代若者と10代若者の消費スタイルの違いを明らかにしている。「データ編」では、調査結果の数値を、年代別(20代、30代)、性別、既未婚別、個人年収別、世帯年収別に集計して掲載している。

 確かに、最近までは若者が新たな消費のスタイルを創出し、それが他の世代にも拡がりトレンドを生かしてきました。

 そこで、地域流通経済研究所が、「熊本の大学生の意識と行動調査」を行い、新しい若者の消費マインドをくまもとの若者を対象に研究調査しておりますので、クリックして詳細をお読みください。

 熊本市には4年制大学および短期大学が9大学あり、約3万人の学生がおり、熊本市の生産年齢人口(15 歳~64 歳)の4.5%を占めており、二十歳前後の熊本の若者を代表する存在。

   ◆調査対象:熊本市の4年制大学に在学中の学生1,000 人
   ◆調査時期:平成20 年6 月17 日~26 日
   ◆調査方法:配票調査
   ◆有効回答:995 件(有効回答率99.5%)


 最後にこの調査結果の「まとめ」を抜粋してみますと、

 《最近の若者に接すると、一頃の学生に比べると、やはり“消費しない若者”という印象が強い。調査結果からも、そのような学生の姿が垣間見られたように思われる。今回の調査は、キャンパスで学生に調査票を配布し、その場で回答してもらうという方法をとった。
 そこで学生と直に接し、彼らの様子をみていると、決して派手な消費行動はしないが、それぞれの空間で、それぞれが気のあった仲間と過ごすことに快適さを求めているように感じられた。
 また、意識面においては、周りの空気を読むことを気にする学生は85.3%と非常に多く、大学生活の充実度も人間関係の豊かさに比例するという結果がみられ、人間関係に少し過敏な様子もうかがえた。それだからこそ、自分の部屋で一人自分の時間を楽しむことが心地良いのかも知れない。マーケティングという観点からすると、“消費しない若者”は非常に捉えにくい対象だが、“快適な空間”、“一人で楽しむ時間”、“円滑な人間関係”といった
ことがキーワードとなるのではないだろうか。》

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