HageOyaji通信

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第644話≪日本の豊かさは第7位(OECD30カ国)2008年版から≫

2008年12月26日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、社会経済生産性本部は、OECD30カ国の豊かさを比較した「国民の豊かさの国際比較2008年版」を12月5日に発表しています。

 この資料の基となるのは、OECDや世界銀行の最新資料から56の指標を選び、これらの指標を健康、環境、労働経済、教育、文明、マクロ経済の6つに分類し、各分野の得点(偏差値)の平均値を豊かさ総合指標として順位づけを行ったようです。

 「国民の豊かさの国際比較2008年版」から主な点を抜粋してみると、

 人口当たりの「医師数」や「国際観光収入」の順位は低く、下がった指標は「家計支出」「失業率」「交通事故死」です。

  ◆各国の豊かさ順位
     1位 ⇒ ルクセンブルグ
     2位 ⇒ ノルウェー
     3位 ⇒ スウェーデン
     4位 ⇒ スイス
     5位 ⇒ フィンランド
     6位 ⇒ オーストリア
     7位 ⇒ 日本
     8 位 ⇒ カナダ
     9 位 ⇒ デンマーク
     10位 ⇒ オーストラリア

  日本の豊かさは第7位(OECD30カ国)ですが、主要先進国の中ではトップです。
    (日本は前年と同順位)

  主要先進国:米国は12位、英国16位、フランス18位、ドイツ19位

  ◆日本の強みは、
    環境指標(4位)、健康指標(5位)、労働経済指標9位、文明指標10位

  ◆日本の弱みは、
    教育指標11位、マクロ経済指標(23位)

  教育指標は前年の13位から11位と順位を上げたが、マクロ経済指標は前年の22位から23位へ
  マクロ経済指標が低迷している要因は「1996~2006年の平均経済成長率」の低さ、「国民一人当たり政府累積債務」の多さにある(いずれも最下位(30位))。

  ◆個別指標では、
    人口当たりの「医師数」(27位)、「国際観光収入」(最下位)

  昨今の医師不足や訪日外国人観光客の少なさなど政策課題が浮き彫りになっている。

  ◆順位が大幅に上がった指標は、
    「パソコン台数」
    前年の14位から9位へと大幅に順位を上げた。

  ◆順位が下がった指標は、
    「家計支出」「失業率」「交通事故死」など
   「国民一人当たり家計最終消費支出」(10位→17位)、
   「失業率」(5位→9位)、
   「人口100万人当たり交通事故死」(7位→10位)

 みなさん、「パソコン台数」が大幅に順位を上げているなんて、寂しいですね。
 尚、詳細は「国民の豊かさの国際比較2008年版」をクリックしてお読みください。

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