HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1351話≪OECD Skills Outlook 2013「2013年国際成人力調査結果」≫

2013年11月01日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、既にマスコミで取り上げられているように日本は「成人力で世界1位」などというニュースが耳に入っていることでしょう。

 経済協力開発機構(OECD)が、24の国と地域で16~65歳を対象に「OECD Skills Outlook 2013国際成人力調査」(PIAAC)を初めて行いました。

               

 即ち、20 世紀最後の10 年間に始まった技術革命が、友人や恋人との「話し」方から、買い物の仕方、働き方や働く場所に至るまで、21 世紀における生活のほぼ全ての側面に影響を及ぼしているかを見ている調査なのです。


 この調査は、

   ◆「読解力」

   ◆「数的思考力」

   ◆「ITの活用による問題解決能力」

   ◆「背景調査」

 の4項目で調査されましたが、日本は「読解力」と「数的思考力」の平均点で1位となり、日本のマスコミは「日本の教育水準の高さが証明された」と記事に書いていました。

          

 この調査は、24か国の16歳から65歳の成人の技能を測り、上記の4項目でどのように職場で用いられているかを検証したものです。

 その結果、技能の開発と利用によって雇用見通しや生活の質がどのくらい改善するか、そしてそれがどのくらい経済成長を促進するか、ということについてふれています。

 しかし、「読解力」と「数的思考力」が1位は非常にうれしいですが、残り「ITの活用による問題解決能力」「背景調査」が低いことは大いに気になりますね。


 冷泉彰彦氏のコラム≪「国際成人力調査」日本トップは喜べるのか?≫はそのポイントをついていますので、クリックしてお読みください。

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