HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1013話≪放射能の基礎知識(年間被ばく量、Sv、セシウム・・)を勉強しておこう≫

2011年07月13日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、≪「放射線」と「放射能」の違いを説明しなさい≫と急に質問されても直ぐに回答が出てきますか?

 又、飯館村2.72mSvと聞いても年間の自然放射線による被ばく量と比較しどうなのか良く解りませんね。

 7/9のニュースでは、芝浦と場(東京都港区)に搬入された牛から、最大で規制値の約6倍にあたる3200~1530ベクレルのセシウムを検出など・・・
  (暫定規制値は1キロあたり500ベクレル)


 インターネットを開くと直ぐに「知識」が豊富になり、マスコミで良く出てくる「Bq(ベクレル)」や「Sv(シーベルト)」 「外部被曝」「内部被曝」などを勉強しておきましょう。


 先ず、「医療の中の放射線基礎知識」では、

    ◆≪医療の中の放射線基礎知識 : 放射線部 : 北里大学病院

    ◆≪放射線に関する基礎知識 - 放射線影響研究所

 をクリックしてください。非常に優しく書かれています。


 次に、「原発放射能の基礎知識」では、

    ◆≪放射能を正しく理解するために(文部科学省)≫

    ◆≪放射能汚染によって起きる放射線被曝の基礎知識―放射線影響研究所

    ◆≪原発放射能の基礎知識

 をクリックしてください。


 一部上記のホームページから「基礎語」抜粋しますと、

  放射線と放射能 ⇒ 北里大学病院から抜粋
   「放射線」と「放射能」はよく似た言葉で、ときどき混同されます。
   アイソトープ(放射性同位元素)を電球にたとえると、電球から出る光が放射線であり、光を出す性質あるいは能力が放射能にあたります。放射能という言葉は放射能の強さの意味にも使われます。電球のワット数が、放射能の強さベクレル(Bq)にあたります。

  セシウム137 ⇒食品安全研究会から引用
    物理学的半減期 ⇒約30 年(筋組織に吸収されやすい特性)
    生物学的半減期 ⇒90日(31歳~50歳)

  ストロンチウム90 ⇒放射線影響研究所から抜粋
    半減期28.78 年。骨組織に吸収されやすい特性があります。

  コバルト60 ⇒放射線影響研究所から抜粋
    半減期5.27 年。

  Bq(ベクレル) ⇒ 北里大学病院から抜粋
    放射性物質の量がどれくらいあるかを表します。
    放射性物質が放射線を出す能力をいい、1ベクレルは1秒間に1回の壊変をいいます。

  Gy(グレイ) ⇒ 北里大学病院から抜粋
    吸収されたエネルギーで放射線の量を表します。
    吸収線量の単位で、放射線および物質の種類に関係なく、照射物質の単位質量当たり、放射線から与えられたエネルギー量をいい、1グレイは1kg当たり1J(ジュール)与えることを表します。

  ≪Sv(シーベルト) ⇒ 北里大学病院から抜粋
    人体にどの程度影響を与えるかで放射線の量を表します。
    等価線量の単位で、放射線の種類やエネルギーにより人体組織にたいする影響が異なることを考慮した、放射線防護に用いられる線量です。
    実効線量の単位としても使われ、各組織・臓器の線量(等価線量)に基づき算定する線量で、個人線量管理ではその人が受ける総合的な影響の度合いを表します。

  自然放射線による被ばく(年間)=2.4mSv↓ ⇒ 北里大学病院から抜粋
     内部被ばく  1.3mSv~0.33mSv
     外部被ばく  0.41mSv~0.36mSv

  学校の被爆線量の目安 ⇒7/10朝日新聞から抜粋
     児童・生徒の被爆線量は年間1~20ミリシーベルトを目安とする
     屋外活動を制限する目安は毎時3.8マイクロシーベルト

    参考(放射線医学総合研究所)
      胸部X線写真1回 ⇒ 0.05ミリシーベルト
      胸部X線CT1回 ⇒ 6.9ミリシーベルト

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