HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第841話≪「高校生の勉強に関する調査-日本・米国・中国・韓国の比較ー」(日本青少年研究所調査)≫

2010年04月16日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、文部科学省が所管する特別法人が非常に多くありますが、「スポーツ・青少年局(青少年課)」の中に、財団法人日本青少年研究所があります。

 この研究所が、2010年4月に発表したデータに「高校生の勉強に関する調査」-日本・アメリカ・中国・韓国の比較ーがあります。

 この調査報告書を1冊1300円(送料込、後払い)で販売しています。

  内容:授業の進め方、好きな授業形態、好きな教師のタイプ、
     勉学態度、学校生活や勉強に対する評価、勉強時間と方法、
     勉強へのプレッシャー、成績について、読書など


 この調査報告書の内容を一部抜粋して見ましょう。
  テーマ:高校生の勉強に関する調査
  調査期間:2009年6月~11月
  調査高校生:日本(12校)、米国(12校)、中国(24校)、韓国(64校)、
  調査生徒数:サンプル1000人~2000人 計約6000人
  学科別:多くは普通科、一部商業科、工業科

  調査結果については、
    ◆授業中に「きちんとノートをとる」「いつもそう」
        日本:93%、中国:90%、米国:89%、韓国68%、
 
    ◆授業中に「居眠りをする」
        日本:45%、中国5%、米国:21%、韓国32%、
        (日本の中で、男子:49%、女子:42%)
    ◆「授業で習ったことを自分でもっと詳しく調べる」
        日本:15%、中国48%、米国:37%、韓国11%、

    ◆読書が「とても好き」「まあまあ好き」
        日本:72%、中国87%、米国:67%、韓国60%、

    ◆好きな本のジャンル(複数回答可)
        日本:「小説などの文学作品」73%
        日本:「マンガ」71% ⇒4ケ国で最大
        日本:「ファッションや趣味の雑誌」50% ⇒4ケ国で最大

 以上の調査内容から、授業中に居眠りをする高校生は、日本が最も多く、ノートを熱心にとるものの、自主的な学習意欲が低いという日本の高校生像が浮かんできます。

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