高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、日本生産性本部は毎年、新卒者の特徴や世相をから考え、「命名」を行っていますが≪2010年度は「ETC型」≫と、発表しました。
2010年の新卒入社社員の就職戦線は2009年度と比較し、非常に厳しい状況でした。即ち、みなさんも知っている通り、リーマンショック後の環境変化により日本企業の業績悪化に伴い採用も慎重になり、「買い手市場」でした。
この厳しい就職戦線を勝ち抜いてきた新入社員には、その代わり潜在力が持ち合わせていると思います。即ち、情報機器の取り扱い、IT活用には長けており、ツイッターやスマートフォンといった新たな情報ツールを使いこなし、効率的な行動、環境に対応ができると考えられます。
しかし、日本生産性本部が、2010年度は「ETC型」と命名した背景には、効率性を重視するあまり、直接的な人とのコミュニケーションの機会が少なくなり、対人関係能力の欠乏を指摘しています。
即ち、日本生産性本部の「命名」主旨は、
ETCが開発され、止まらずに料金所を通過できるようになり高速道路の走行が効率的になったが、反面、今までのようにドライバーと徴収員との対話がなくなり、又、ETCを利用したことのある人であれば誰でも経験したことですが、少々オーバースピードで進入すると直前までバーが開かなく思わずブレーキを踏むことになります。
「打ち解けて心を開くまで時間が掛かるため、性急に関係を築こうとすると、直前まで心のバーが開かないので、上司や先輩はスピードの出し過ぎにご用心」
因みに、1973年から始まった新入社員の「命名」を5年ごとに見てみますと、
◆昭和48年(1973年)⇒「パンダ型」
おとなしく可愛いが、人になつかず世話が大変
◆昭和53年(1978年)⇒「カラオケ型」
伴奏ばかりで他と音程合わず。不景気な歌に素直
◆昭和58年(1983年)⇒「麻雀牌型」
大きさと形同じで並べやすいが、中身はわからず
◆昭和63年(1988年)⇒「養殖ハマチ型」
過保護で栄養分高いが、魚らしくピチピチしていない
◆平成5年(1993年)⇒「もつなべ型」
一見得体知れずで厄介だが、煮ても焼いても食えそう
◆平成10年(1998年)⇒「再生紙型」
無理な漂白 (社風押し付け)はダイオキシン出るが、脱墨技術(育成法)の向上次第で新タイプの(新入社員)として大いに市場価値あり
◆平成15年(2003年)⇒「カメラ付きケータイ型」
その場で瞬時に情報を取り込み発信するセンスや処理能力を持ち、機能も豊富だが、経験や知識がなかなか蓄積されない。また、中高年者にとって使いこなしきれない側面も
◆平成20年(2008年)⇒「カーリング型」
育成の方向を定め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周りは働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。また、売り手市場入社組だけに会社への帰属意識は低めで、磨きすぎると目標地点を越えてしまったり、はみだしてしまったり就職はスムーズだが後押し必要
◆平成21年(2009年)⇒「エコバック型」
折り目正しい。小さくたためて便利だが、使うときには大きく広げる(育成する)必要がある。酷使すると長持ちしない(早期離職)が、意外に耐久性に優れた面もあり、活用次第で有用となるだろう。
◆平成22年(2010年)⇒「ETC型」
性急に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」が開かないので、スピードの出し過ぎにご用心。IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配。理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。“ゆとり”ある心を持って、上手に接したいもの
みなさん、日本生産性本部は毎年、新卒者の特徴や世相をから考え、「命名」を行っていますが≪2010年度は「ETC型」≫と、発表しました。
2010年の新卒入社社員の就職戦線は2009年度と比較し、非常に厳しい状況でした。即ち、みなさんも知っている通り、リーマンショック後の環境変化により日本企業の業績悪化に伴い採用も慎重になり、「買い手市場」でした。
この厳しい就職戦線を勝ち抜いてきた新入社員には、その代わり潜在力が持ち合わせていると思います。即ち、情報機器の取り扱い、IT活用には長けており、ツイッターやスマートフォンといった新たな情報ツールを使いこなし、効率的な行動、環境に対応ができると考えられます。
しかし、日本生産性本部が、2010年度は「ETC型」と命名した背景には、効率性を重視するあまり、直接的な人とのコミュニケーションの機会が少なくなり、対人関係能力の欠乏を指摘しています。
即ち、日本生産性本部の「命名」主旨は、
ETCが開発され、止まらずに料金所を通過できるようになり高速道路の走行が効率的になったが、反面、今までのようにドライバーと徴収員との対話がなくなり、又、ETCを利用したことのある人であれば誰でも経験したことですが、少々オーバースピードで進入すると直前までバーが開かなく思わずブレーキを踏むことになります。
「打ち解けて心を開くまで時間が掛かるため、性急に関係を築こうとすると、直前まで心のバーが開かないので、上司や先輩はスピードの出し過ぎにご用心」
因みに、1973年から始まった新入社員の「命名」を5年ごとに見てみますと、
◆昭和48年(1973年)⇒「パンダ型」
おとなしく可愛いが、人になつかず世話が大変
◆昭和53年(1978年)⇒「カラオケ型」
伴奏ばかりで他と音程合わず。不景気な歌に素直
◆昭和58年(1983年)⇒「麻雀牌型」
大きさと形同じで並べやすいが、中身はわからず
◆昭和63年(1988年)⇒「養殖ハマチ型」
過保護で栄養分高いが、魚らしくピチピチしていない
◆平成5年(1993年)⇒「もつなべ型」
一見得体知れずで厄介だが、煮ても焼いても食えそう
◆平成10年(1998年)⇒「再生紙型」
無理な漂白 (社風押し付け)はダイオキシン出るが、脱墨技術(育成法)の向上次第で新タイプの(新入社員)として大いに市場価値あり
◆平成15年(2003年)⇒「カメラ付きケータイ型」
その場で瞬時に情報を取り込み発信するセンスや処理能力を持ち、機能も豊富だが、経験や知識がなかなか蓄積されない。また、中高年者にとって使いこなしきれない側面も
◆平成20年(2008年)⇒「カーリング型」
育成の方向を定め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周りは働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。また、売り手市場入社組だけに会社への帰属意識は低めで、磨きすぎると目標地点を越えてしまったり、はみだしてしまったり就職はスムーズだが後押し必要
◆平成21年(2009年)⇒「エコバック型」
折り目正しい。小さくたためて便利だが、使うときには大きく広げる(育成する)必要がある。酷使すると長持ちしない(早期離職)が、意外に耐久性に優れた面もあり、活用次第で有用となるだろう。
◆平成22年(2010年)⇒「ETC型」
性急に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」が開かないので、スピードの出し過ぎにご用心。IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配。理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。“ゆとり”ある心を持って、上手に接したいもの