HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第818話≪「高校生と保護者の進路に関する意識調査」(PTA連合会&リクルート合同調査)≫

2010年02月22日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、今日は「2」が並ぶ「平成22年2月22日22時22秒」には何をしてますか?

 HageOyajiは、多分「突入せよ!あさま山荘事件」でも見ているかな??

 さて、今年で4回目となる「高校生と保護者の進路に関する意識調査」が全国高等学校PTA連合会と株式会社リクルート進学カンパニーで行われ、2月8日に公表されました。

 概要を見ますと、「社会がどのようになっていくのか予測がつかないから」と思っている保護者は、子供の進路選択に「難しい」と感じるようになって来ていることが浮き彫りになっています。

 親の常套句は「好きなことをしなさい」が多くを占めていますが、子に寄り添おうとする姿が、最近の親ほど情報収集には熱心な傾向も出ていますね。

 その中で、「進路選択で保護者にしてほしいこと、やめてほしいこと」の調査で、

   ◆高校生が保護者にしてほしこと  
        ⇒1位:「考えの尊重」33.7%
         2位:「私の考えをちゃんと聞く」31.3%
         3位:「具体的にアドバイスする」30.3%
   ◆高校生が保護者にやめてほしいこと
        ⇒1位:「高望み」33.3%
         2位:「勉強や成績の話ばかりするのはやめてほしい」31.7%
         3位:「自分の考えを押し付けないでほしい」26.7%


 詳細は「高校生と保護者の進路に関する意識調査」をクリックしてお読みください。

 結論の一部を下記に抜粋しますと、

  ◆子どもの進路選択について、アドバイスを「難しい」と感じる保護者が増加
    ・理由は「社会がどのようになっていくのか予測がつかないから」
       2007年(52.1%)と比較し、10ポイント増加
    ・保護者の73.1%がアドバイスが難しい
    ・2005年以降増加

  ◆高校生の進路を考えるときの気持ちは
    ・「自分がどうなってしまうのか不安になる」⇒49.4%
    ・「自分の可能性が広がるようで楽しい」  ⇒25.9%
    ・保護者とのコミュニケーションと子どもの進路意識に相関が見られる

  ◆保護者がよく使う言葉は
    ・「好きなことをしなさい、やりたいことをやりなさい」⇒保護者51.6%、高校生43.3%
    ・「自分でよく考えなさい」⇒保護者46.1%、高校生32.6%

  ◆進学を希望する保護者の8割が進路情報収集に意欲
    ・「どんな学校があるか調べる」⇒82.8%
    ・「どんな学部・学科・コースがあるか調べる」⇒81.9%
    ・「興味を持った学校の入試方法を調べる」⇒79.9%
    上記の理由は、
      「子どもと一緒に考えたいから」⇒67.4%
      「具体的な情報を知らないと進路についての会話ができないから」⇒51.6%

 など、保護者の概略が見えてきます。

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