HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第204話≪平成18年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)新規指定校の発表≫

2006年04月07日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「スーパーサイエンスハイスクール」(SSH)を聞いたことがありますか?

 文部科学省が平成14年度から、科学技術・理科、数学教育(以下「理数系教育」という)を重点的に行う高等学校を「スーパーサイエンスハイスクール」として指定し、理数系教育に関する教育課程の改善に資する研究開発を行っています。

  

 その内容を簡単にまとめると、
  ◆高等学校及び中高一貫教育校における理科・数学に重点を置いたカリキュラムの開発
  ◆大学や研究機関等との効果的な連携方策についての研究を推進
 というものである。
 文部科学省の目的は、「将来有為な科学技術系人材の育成に資する」いうものである。


 今週月曜日、文部科学省から、「平成18年度スーパーサイエンスハイスクール新規校」の発表がありました。45校から応募があり、その中から、新規指定が31校が決まりました。継続指定が68校の計99校となり、昨年82校より17校の増です。

 新規採用校は、北は岩手県立水沢高等学校から南の宮崎県立宮崎北高等学校まで31校で、その中で私立が6校を占めています。新規校の研究内容を覗いて見てください。


 特に、愛知県からは3校が指定を受けております。公立の名古屋市立向陽高等学校、国立の名古屋大学教育学部附属中・高等学校、そして私立の名城大学附属高等学校です。

 名城大学付属高校(名古屋市中村区、杉山伸哉校長)は、愛知県内の私立高校として初めてです。名城大付属高校は、これまで「人工関節」や「コメの品種改良」などのテーマについて、大学の研究者による出前実験などを行っており、先駆的な取り組みが評価され、SSH指定で今後5年間、文部科学省から年間約1200万円の補助金を受け取り研究できます。

 名城大付属高校は指定を受け、大学院生と生徒が科学技術について語り合う「サロン学習」や、正規の授業後に「7時限目」を設け、先端科学やバイオテクノロジーに関して授業を行うことなどを計画している。