はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(219)   ジャズ喫茶 「ちぐさ」  復活    野毛

2013-01-18 04:24:27 | 日記

昨年、野毛のジャズ喫茶の老舗「ちぐさ」が
野毛で復活したと言うニュースには驚いた
何しろ膨大なレコードを所蔵していたのであるから、
そのレコードを又聞けるのも、凄いことである


前から場所を見に行ったりしたのであるが、まだ入った事はなかった
昨年の暮れ、岡山から遊びに来ていた☆☆☆さんと
野毛で飲む機会があり、たまたま店の前にさしかかり
「お~  ちぐさ  入ってみますか」








野毛のジャズ喫茶「ちぐさ」のおやじさんが亡くなって、
どれくらい月日が流れたのかはよく分からない
この年になってくると、とにかく毎年、友達がこの世から居なくなってしまう
そんなこんなで、残っているのは思い出ノミ

それでいい、それでいいではないか
そのうち自分だって、誰かさんんの思い出の中に残って行くのであるから
なんて思ってしまうこの頃である





おやじさんが亡くなってからも「ちぐさ」はしばらくは営業していたのであるが
いまではマンションになっていて、その形跡さえ残ってない





昔の「ちぐさ」の看板がそのまま
ひゃ~~いいなぁ







昔の「ちぐさ」よりだいぶ広い
内装は昔の感じそのままであるし、
テーブルも椅子も昔のままの感じである







ふ~ん  よくぞここまで再現したものである
よく見るとテーブルなんかは、昔のちぐさのモノみたいである  
   あっぱれあっぱれ






お客さんははげまると同年代ぽい人がカゥンターの隅に座っていた
後でマスターに聞いたら、常連さんであった







レコードをかけるターンテーブル、これも昔のままみたいであった

戦後しばらくして、ジャズ喫茶はもちろん、クラッシック専門の喫茶店から
名曲喫茶まで、この二つのターンテーブルを備えているのが普通であった
そう、一枚のレコードが終了するとすぐ、次のレコードの音が流れてくる
今思うと、アナログ時代の手作業の名残りだなぁ

今の若いやっらに、このターンテーブル見せたら
「おじさん~  ここでDJ出来るの~? すっげ~~」
なんて言って中に入り込んで、レコードを手でこすりながら
「ぐはぐは  しゅるしゅっしゅ~  いぇ~~  いぇ~~」
なぁんて時代は
おじさん、 あ~ いゃんだ,いゃんだ







お~  カーメン・マークレィのレコードジャケットだ、
もちろんカーメンの歌声が「ちぐさ」の空間いっぱいに
流れている

昔のジャズのレコードジャケットとはそのまま壁に飾っても
すごくいい、特にブルーノート版のジャケットはいいなぁ

鎌倉の「映画館」なんかは昔大船撮影所で美術看板を書いていたマスターが、
ダンボールに手書きでそのまま、模写して壁中に飾ってあるもんね
ここもブルーノート版のジャケットがほとんどである






店のマスターが
「このアンプも昔の、ちぐさで使っていたもんですよ~」
と、凄く嬉しそうに話してくれた








はげまるが、破れていた椅子を見つけた
マスターに聞いたら、
「そうそう、昔の「ちぐさ」で使っていた椅子ですよ」

「まだありますよ」





カゥンターの前にあった椅子
これも昔の「ちぐさ」からの椅子であった







マスターが
「二階にいろいろ昔のちぐさのモノがありますよ」
と二階に案内してくれた

細い階段を上って行くと、壁に貼りつけてあった写真があった

マスターが1949年に客が一人しか入れない初代「ちぐさ」での
写真であった、(左側がマスターの吉田さん)
もちろん戦前からジャズ喫茶をやっていたのであるが
ほとんど空襲で焼けて消失してしまったので
一からレコードを手に入れたそうである






ひゃ~~~
昔の「ちぐさ」の店の外にかかっていた看板だ






店の前での日野皓正さん






昔の「ちぐさ」







日野皓正さんとマスターの吉田さん






二階の小部屋





昔、外に掛けられていた柴田浩一さんが造った絵看板のレプリカ
少し小ぶりである







小部屋に飾ってあった、吉田さんが好きだった
ビル・エバンスのレコード・ジャケット


改めて「ちぐさ」の歴史がこれほど大切に保管されていた事に
驚くと同時に、昔からの「ちぐさ」のファンの方々に、
感謝とお礼の言葉を述べるしかあるまい


ありがとうございましたm(_)m



ここからの記事は前に「ちぐさ」を書いた時のモノ
柴田浩一さんの絵看板もありますよ






 前回 野毛の ジャズと演歌の「パパジョン」の事を書いたのだが
野毛と言えば もうひとつ ジャズの喫茶店 戦前からの老舗「ちぐさ」も
ここで書かずにはいられまい
 
この記事は 「横浜銭湯散策」で書いた記事であり
そのまま こちらに載せました
(手を抜いたわけではないぞ~)


横浜は 野毛にあった老舗のジャズ喫茶 「ちぐさ」

マスターというか 主人というか とにかく横浜の戦前戦後からのジャズを
ささえ続けた 凄い人なのである
なにしろ神奈川新聞に毎週「横浜のジャズの話」をえんえんと連載していて
本にもなった、歴史的に見ても、すごい記録本であり
はげまるもマスターのサイン入りを持っている
店まで行って、サインしてもらった思い出がある



吉田 衛 さん  もう何年も前に他界している
はげまるがマダ、そんなにハゲていない時代から、よく通ったものだ
そう35年ぐらい前からである

今では店も無くなり、ビルになって跡形もなにもないのが残念である







看板に 1933年とある
もちろん戦後焼け野原から、また一から再建したのであるが
今見ても、渋いな~ と感じる





左側に 「ちぐさ」の看板が見える







元気な頃の、吉田さんが後ろ姿でレコードを探している
たぶん20年以上前の写真である

そう はげまるがリクエストしたのである (無断撮影)
席に着くと マスターが無表情と言うか ぶっきらぼうに水を持って来て
「なに? コヒー? リクエストは?」とまとめて聞くのである
リクエストを聞くと 少しうなずいて さっさと立ち去る
この間5秒ぐらいであるが  そんな短い一瞬にも なんかいい伝わり方が伝わってくる
スタン ゲッツ が好きみたいで よくレコードジャケットが飾ってあった
はげまるも好きなので リクエストすると ぶっきらぼうな口が少しほほ笑む
あとは いっさい口は聞かない







壁のレコードジャケット

スタン ゲッツ    ビル エバンス  はげまるも大好きである
日野テルマサ  さんのレコードも見える
なにしろ 日本で伝説のジャズ音楽家 秋吉敏子さんとか、
日野さんとか、 戦後まだレコードが無い時代に毎日集まったそうだ

はげまるの素晴らしい記憶の一ページであったな~  ほんと

<カメラ情報>
すべてポジ コダクロームがメインであった頃である
キャノンNewF1  
28ミリ   50ミリ


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