孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

就職先としての市長職

2017年01月30日 | 英語関連
支那人ならずとも、知恵のない者は、兎角他人の真似をしたがるものである。



昨年以来、日本の首都、東京都政に関するニュースは連日新聞・テレビを賑わしている。今の都知事は、お得意のカタカナ語を連発して指導力を発揮しているが、都知事選のときのスローガンは『都民ファースト』の【東京大改革】であった。

当時の小池氏の特設ホームページをみると、以下のような選挙公約が今でも閲覧できる。

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明日のために、今はじめる。

▶ 都政の透明化
▶ 五輪関連予算・運営の適正化
▶ 行財政改革の推進
▶ 都知事報酬の削減
▶ 特区制度の徹底活用

東京の課題解決と成長創出のために、
3つの「新しい東京」をつくります。

・ もっと安心、もっと安全、もっと元気な首都・東京
・ 女性も、男性も、子どもも、シニアも、障がい者も
  いきいき生活できる、活躍できる都市・東京
・ 世界に開かれた、環境・金融先進都市・東京

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3つの東京を実現するための具体策がそれぞれ明示されていて、非常に分かりやすい構成となっている。

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わが街でも、5月には市長と市会議員の任期満了にともなう選挙が行われるようで、最近我家の郵便ポストに、立候補者のパンフレットが無造作に投げ込まれていたり、街のあちらこちらに、公約を掲げた看板を載せたトラックが走り回っていたりする。

私は生れ故郷にいなかった期間が長く、市政にはまったく無関心できたので、正直言うと、今の市政の功罪についてはチンプンカンプンである。

そこで、昨日通りかかった道路で目にした市長候補の方の公約らしき看板の写真を撮ってきて、じっくりと見てみた。


   

(変えよう島田)の後に、【島田市大改革】ときた。

『大改革』というからには、大きな変革を考えていると思ったら、さほど大きくはなさそうで、ズッコケそうになった。

・ 未来ある子供たちのために、小中校生の給食費を無料にします。

 (その財源として、市長の月給を90万円から20万円に減らします。)

・ 交通弱者のために、身近な移動手段を提供します。(無料コミュニティバス運行)

 (その財源として、市議会議員の月給を40万円から20万円に減らします。)


地方の人口10万人程度の田舎街の市長選なんてこの程度なんだろうが、それにしてもこの看板を見たときは、支那の遊園地に登場したドラえもんのまがい物を見たときのような、脱力感を覚えたのだった。

  ドラえもんのような・・

第一、市長の月給を減らして得た、月に70万円の財源で、市立小学校18校、市立中学校7校の給食費が賄えるのだろうか?それとも給食なのはごく一部なのだろうか?

気になったので、さっそく市役所の学校教育係に電話で確認してみた。すると、市立小中学校25校すべてが給食です、との回答だった。

月に70万円ですべての給食費が賄えるんでしょうか?と続けて聞いたところ、電話口の男性は、「そりゃとても無理です。」と笑いをこらえながら教えてくれた。

無料コミュニティバスの方も、試算しようとしたのだが、何台のバスをどのように運行するのかという具体的な計画も分からないのと、検証する事自体がバカバカしくなったのとで、ヤメにした。

この市長候補者は、聞くところでは前県会議員であったようで、前回の市長選で新人候補に敗退した当時の市長が、県会議員選挙に立候補して当選したあおりで、県会議員の地位を失ったという経歴だそうだ。

猿は木から落ちても猿だが、議員先生は選挙に落ちるとただの人になる、と言われるように、この候補者はただの人として浪人生活を送った後、満を持して市長選に立候補したのだった。

現東京都知事の小池氏の前の枡添氏が都知事のとき、いろいろな悪事がばれて窮地に立たされた。その際、彼が都議会で言ったことは、「すべての給与を辞退します」(のでお許しください)であった。

他にも、「退職金は要りません。」「湯河原の別荘は売却します。」などなど、全身全霊で都民のために働きますので、どうかお目こぼしを・・といった泣き言を連ねていたが、当時同情する人など皆無であったろう。

政治のプロであるならば、政策で勝負すればいいものを、月給を四分の一にしますだの、議員の給料を半分にしますだの、調子のいいことを言い出している光景は、枡添前都知事の最期を髣髴とさせる。

第一、わが街の子を持つ親たちは、子供の給食費が払えなくて困っているのであろうか?さてさて、有権者はどういう判断をくだすのでありましょうか。なんだか選挙結果が楽しみになってきた。

因みに、私は生れてこのかた、学校給食というものを経験したことがない。母親の作ってくれた弁当で小中高校を通して過ごしてきた。

豚や牛や鶏でもあるまいに、みんな同じ時間に同じものを同じ入れ物で食べるなど、オー、ヤダヤダ。




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