このブログでもお話ししたが、
きょう18日に広島県の梅雨が明けました!!
この「梅雨明け」だが、私としては首を傾げたくなることもある。
資料をみるといろいろおもしろいことを発見した。
これがきょう発表された「情報」だ
梅雨の時期に関する中国地方気象情報 第2号
平成17年7月18日10時00分 広島地方気象台発表
(見出し)中国地方は、梅雨明けしたとみられます。
この「みられます」っていう中途半端な表現はなんやねん!!
きちんと「しました!!」って言い切ればいいのにと思わない?
これには深い理由と浅い訳があるのです…
1985年まで、気象庁は「梅雨入り・梅雨明け」を非公式な「おしらせ」として発表。
秋になって、「梅雨入り・梅雨明け」正式の日にちを分析・決定していました。
これが、マスコミ用語の「梅雨入り・梅雨明け」宣言の起源とも言われています。
それが1986年から、正式に気象庁は「梅雨入り・梅雨明け」を正式な情報として発表されるようになりました。
だから、「梅雨入り・梅雨明け」は『発表』です!
未だに「宣言」としているところもありますが、この表現は「気象用語」としては誤りです
しかし、気象庁にピンチが訪れます。
1993年は「長雨」、1994年は「少雨」と、「梅雨入り・梅雨明け」の日取りをハッキリ決められない年が続きました。
そのため1995年と1996年は、「日にち」をきちんと決めることはむずかしいとして、
「梅雨入り・梅雨明け」は事後発表。
日にちの表現も「6月上旬の半ばごろ」とか「下旬のおわりごろ」とかいう、わけのわからん表現に、変わりました。
これがホンマにわけのわからん表現だったため不評で、
1997年から今の形、「○月×日ごろに梅雨明けしたと見られる」という表現に落ち着いたわけ。
(その他、秋に実際のデータを検証し、変更するときもあります)
確かに、「梅雨入り・梅雨明け」の判断はむずかしい。
今年も広島などは6月11日に梅雨入りしたが、その後6月はほとんど雨が降らず、
本当の「梅雨入り」は「7月1日」じゃねえかぁ? あ~ん??
という意見もあります。
実際2003年は、長雨で「梅雨明け」の時期がむずかしく発表が二転三転したため、
気象庁のなかで「世論に押し切られての梅雨明け発表だったと悔やむ声も上がった」そうだ。
(実際に変更になりましたよね!)
1993年の関東甲信越地方のように梅雨明け発表なしという年もありました。
確かに、「梅雨入り・梅雨明け」は、
「歳時記」や「目印」みたいなところがあって、その発表を待ちわびたり、参考にする人は多い。
そのため多くの人たちや私たちみたいなマスコミが騒ぎたくなる。
だから気象庁の人たちもプレッシャーがかかるのもわかる。
だけど、気象庁の人も毅然とした態度をとるべきだし、
きちんと説明できるだけの理論を持ってればいい
決して、マスコミや一般大衆の人たちのせいにしたり、迎合してはいけない
私たち一般市民も、あまりそれにとらわれてはいけないと思うのだ
それなら、毎年のように「『数値予報』の精度が上がった!」と威張って発表するよりも、
週間予報や梅雨時の天気予報がより当たるように、コンピューター頼りの予測を改め、
きちんと「人間の知恵」もプラスした予測方法に改めるべきだと思う。
そうすれば、雨も降りもしないのに念仏のごとく「降水量は平年並み」が繰り返された今年6月の「週間予報」のような予報は出ないはずである
ちなみに、6月の福山市の降水量は17ミリ 平年の9.8%でした…
きょう18日に広島県の梅雨が明けました!!
この「梅雨明け」だが、私としては首を傾げたくなることもある。
資料をみるといろいろおもしろいことを発見した。
これがきょう発表された「情報」だ
梅雨の時期に関する中国地方気象情報 第2号
平成17年7月18日10時00分 広島地方気象台発表
(見出し)中国地方は、梅雨明けしたとみられます。
この「みられます」っていう中途半端な表現はなんやねん!!
きちんと「しました!!」って言い切ればいいのにと思わない?
これには深い理由と浅い訳があるのです…
1985年まで、気象庁は「梅雨入り・梅雨明け」を非公式な「おしらせ」として発表。
秋になって、「梅雨入り・梅雨明け」正式の日にちを分析・決定していました。
これが、マスコミ用語の「梅雨入り・梅雨明け」宣言の起源とも言われています。
それが1986年から、正式に気象庁は「梅雨入り・梅雨明け」を正式な情報として発表されるようになりました。
だから、「梅雨入り・梅雨明け」は『発表』です!
未だに「宣言」としているところもありますが、この表現は「気象用語」としては誤りです
しかし、気象庁にピンチが訪れます。
1993年は「長雨」、1994年は「少雨」と、「梅雨入り・梅雨明け」の日取りをハッキリ決められない年が続きました。
そのため1995年と1996年は、「日にち」をきちんと決めることはむずかしいとして、
「梅雨入り・梅雨明け」は事後発表。
日にちの表現も「6月上旬の半ばごろ」とか「下旬のおわりごろ」とかいう、わけのわからん表現に、変わりました。
これがホンマにわけのわからん表現だったため不評で、
1997年から今の形、「○月×日ごろに梅雨明けしたと見られる」という表現に落ち着いたわけ。
(その他、秋に実際のデータを検証し、変更するときもあります)
確かに、「梅雨入り・梅雨明け」の判断はむずかしい。
今年も広島などは6月11日に梅雨入りしたが、その後6月はほとんど雨が降らず、
本当の「梅雨入り」は「7月1日」じゃねえかぁ? あ~ん??
という意見もあります。
実際2003年は、長雨で「梅雨明け」の時期がむずかしく発表が二転三転したため、
気象庁のなかで「世論に押し切られての梅雨明け発表だったと悔やむ声も上がった」そうだ。
(実際に変更になりましたよね!)
1993年の関東甲信越地方のように梅雨明け発表なしという年もありました。
確かに、「梅雨入り・梅雨明け」は、
「歳時記」や「目印」みたいなところがあって、その発表を待ちわびたり、参考にする人は多い。
そのため多くの人たちや私たちみたいなマスコミが騒ぎたくなる。
だから気象庁の人たちもプレッシャーがかかるのもわかる。
だけど、気象庁の人も毅然とした態度をとるべきだし、
きちんと説明できるだけの理論を持ってればいい
決して、マスコミや一般大衆の人たちのせいにしたり、迎合してはいけない
私たち一般市民も、あまりそれにとらわれてはいけないと思うのだ
それなら、毎年のように「『数値予報』の精度が上がった!」と威張って発表するよりも、
週間予報や梅雨時の天気予報がより当たるように、コンピューター頼りの予測を改め、
きちんと「人間の知恵」もプラスした予測方法に改めるべきだと思う。
そうすれば、雨も降りもしないのに念仏のごとく「降水量は平年並み」が繰り返された今年6月の「週間予報」のような予報は出ないはずである
ちなみに、6月の福山市の降水量は17ミリ 平年の9.8%でした…
すご~く暑くなりましたね
友達から聞いたのですが
高気圧が3層重なるとかで40度近くになると
聞いたそうですが
嘘であって欲しいと願うばかりです
ひまわりの写真きれいですね
温度が高い高気圧の層が重なっておこるようです。
少し大げさに書いているような気もしますが、
今、地球規模でいろんな変化が起こっているのは事実のようです。
それを元に戻すために、私たちもこれからいろいろな努力をしなければいけないですね…
ヒマワリの写真は通勤途中で撮ったものです。実は撮影した日に咲いたようで、翌日はもっと綺麗に咲いていました。