浜ちゃんのブログ

八清の女性営業ウーマンのブログ。
仕事のこと、日々のこと、美味しいご飯のことなど・・・。

『北白川の家』、いよいよ。

2012-11-29 17:40:50 | Weblog

今回はステキな照明をご紹介したいと思います。

現在プロジェクトが大詰めを迎えている、『北白川の家』にて

何点かお世話になることになった中京区の照明屋さん。

ヨーロッパで買付られたアンティークの照明はどれも魅力的なものばかりです。

店内ではアンティーク照明の他に、店主さんセレクトの古家具も販売されています。

(店内の様子です。)

『北白川の家』で設置予定の照明器具を少しご紹介します。

(上(白):洗面所に設置予定です。下:トイレに設置予定です。)

上の写真の照明ですが、取っ手が陶器製です。

照明部分はミルクガラスになっているので、

灯りをつけた時にすごく柔らかい光に包まれます。

(優しい雰囲気を演出する、ステキな照明です。)

 

そして、外灯にもこちらの照明器具を設置予定です。

玄関は家の顔でもありますので、目立ち感バッチリの照明器具を選びました!

 

(すでに現場では設置作業も完了です。)

(緑色のシェードの照明と、前庭の樹木がマッチしてます!)

 

『北白川の家』は完成に向けて最終段階に入りました。

近々オープンハウスの告知も予定しておりますので、

是非ご来場お待ちしております!!

『北白川の家』(設計物語はこちらから→):http://www.hachise.jp/bukken/0047/story.html

照明屋さん:パラボラさん→

http://prbl.jp/

 

 

 

 


お知らせ。

2012-11-11 13:02:48 | Weblog

誠に勝手ながら、11月12日~17日までの間社員研修の為、

弊社は臨時休業とさせていただいております。

 

期間中にいただきましたお問い合わせ等につきましては、

11月18日以降での対応となります。

 

大変ご迷惑おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 


もうすぐハロウィンですね。

2012-10-25 18:38:18 | Weblog

今日は少し脱線して。。。。

もうすぐハロウィンですね。

毎年10月31日に秋のイベントとして楽しまれているハロウィン。

ハチセでも、お子さんが幼稚園に行く際に仮装するグッズを手作りで準備したり、

また自分用にも仮装道具を揃えだすスタッフもおり、なんだかちょっとしたお祭りモードを

味わっております。

みなさん、ハロウィンの準備はもうお済ですか?

もし、「まだこれからなのよ!」っと準備を急がれている方がいらっしゃいましたら、

ハチセスタッフに一声おかけください。

CUTEな帽子とステッキを手作りできるスタッフをご紹介しますよ!

(ほんとに可愛い帽子とステッキですよね

 

さらに脱線しまして。。。

大変有難いことに、以前お取引をさせていただいたお客様や、

現在お取引をさせていただいているお客様より、

このブログを見ながら私の近況をチェックして下さっているとのコメントを頂き、

本当に嬉しい限りでございます。

私の趣味であるライブ活動についても、よくよくご存知頂けている方も多く、

「その後、元気にしてますか?音楽楽しんでますか?」とお電話をいただく際は、

本当に営業冥利につきるな~。と、しみじみと感謝しております。

(先日行われた、ハロウィンライブの様子です。)

こんな感じで、音楽の方も合間をみてはぼちぼちと活動しておりますので、

また皆様にお会いできる時を楽しみにしています!!

この場を借りて、お礼を申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


町家で暮らす上での、小動物対策。

2012-09-20 18:32:59 | Weblog

一軒家で生活するなかで、お客様より良くご相談をいただくことのひとつに

小動物対策があります。

特に町家のように長屋建ての建物の場合は、

隣家との間に界壁が無いことが多く、

天井裏や床下がつながっているというケースがあります。

自由に小動物が行き来できるルートがあるわけなんです。

完全にそれを塞ぐのはなかなか難しい面もありますが、

なるべく進入できなくする為に、改修工事の際に進入路になりそうな部分については

蓋をするように手直しをしております。

例えばこんな風に。。。↓↓↓

2階天井上部の土壁が無い部分に、新たに土を塗っています。

小さな隙間も逃さず、丁寧に仕上げます。

脚立に上って、上へ上へと向かいます。

こんなに高い所での作業なんです。

隅々まで入念に仕上げるので、こんな体勢でも作業は進みます。

・・・。

 

こういった箇所は後々仕上げ材が貼られ、隠れてしまう部分です。

ですが工事の際にしっかりと手を入れ、

お客様がお住まいされた後も快適に過ごして頂けるように、

日々職人さん達の努力があるわけなんです。

町家暮らしを快適にしていただく為にまだまだ改善点もたくさんありますが、

少しずつ積み上げたものを形にできるように、

今後もがんばっていきたいと思います。

 

 

 

 

 


地蔵盆

2012-08-26 13:33:10 | Weblog

最近では京都だけにとどまらず、県外からもたくさんのお客様が

家をお探しに来店下さいます。

特に県外からお越し下さったお客様とお話しをする中で、

良く質問される事の一つに『町内会』の話題があります。

京都と聞くだけで、「古いしきたり」や、「よそから来られた方が入りにくいコミュニティが

出来上がっているのではないか」、「町内の行事が頻繁にあるのではないか」。

といった不安があり、なかなか京都での生活に踏み切れないという事もあるそうです。

私も地方から京都に移住していますし、当初京都で戸建を購入した際には皆様と同様に

不安もありました。

しかし実際生活をしてみると、不安をよそに思いの他『町内会』も簡素なもので、

ご近所もたくさん地方から京都へ移り住んでいらっしゃる方が多い事を知りました。

別の地から京都に引っ越し、京都という新たな土地で順応していくことは不安でも

ありましたが、ちょっとした期待感も抱きながら現在は楽しんで京都暮らしをしています。

 

『町内会』の大きなイベントとしましては、大きく分けて2つくらいだと思います。

(地域によって多少の相違はありますが、その辺はご了承ください。)

まずは、夏に行われる①【地蔵盆】。

これは基本的に子供のお祭りで、お盆の時期辺りに町内会のお地蔵さんを

きれいに清め祀ります。

お地蔵さんに詣りにきた地域の子供達が一堂に会する良い機会でもあります。

子供達に向けたイベントを行い、地域の子供達が仲良く一緒に遊べる場となるわけです。

もちろん大人の社交の場でもありますので、呑んべいなお父さん達や、奥様方がワイワイ

楽しむことができる場所でもあります。

また新しく移り住んだ方としては、これを機に地域の方々に顔を覚えていただく事が

できる絶好の場でもあるわけです。

私は今年初の京都での地蔵盆、そして初の町内会組長となったので、一気に大変な

任務を任されることになりました。

慣れないことばかりで相当あせりもありましたが、町内の方々に助けられ無事楽しい

【地蔵盆】を迎えることができました!

まずは、朝一番にお地蔵さんのお化粧と飾りつけからスタートです。

各組の組長さんと町内会長さんが総出で、お地蔵さんの飾りつけ終了です。

(所要時間:約2時間)

飾りつけが終了した所に、お坊さんがお参りに来て下さいました。

住職さんのお話しの後、小学生が夏休みの宿題という事で、

住職さんに突撃インタビューする列ができ、なんとも微笑ましい光景でした。

その後は子供達に向けた催しが企画され、

スーパーボウルすくいやダーツゲーム、ビンゴゲームと楽しい時間が過ぎていきます。

学年の大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんが率先して、下の子達の世話をしてくれます。

自然とすぐに溶け込む子供達の姿が、本当に素晴らしいことだな、と思います。

こうして、あっという間に時間が過ぎ、初参加の【地蔵盆】は無事終了いたしました。

参加前に不安に思っていた感情は一切消え去り、終わり頃には「また来年も参加しよう!」

っという意気込みに変わりました。

秋頃には、もう1つのイベントでもある②【体育祭】があります。

今から、秋の体育祭に向けて走り込もうかな~。

なんて、ちょっと楽しんでいる自分がいます。

京都での暮らしをお考えの皆様、

『町内会』。

いいものですよ。

 

 

 

 


昭和9年の。

2012-08-03 20:22:44 | Weblog

建築基準法ができたのが昭和25年。

京都には昭和25年以前に建築された建物が現在約47000軒程度確認されています。

建築基準法のできる前から存在していた建物=『既存不適格建物』。と呼ばれていますが、

京都では特にそれらを『京町家』として親しんでいます。

今回、ご縁あって取得した『京町家』は昭和9年築です。

『京町家』の場合、おおよそ建築された時期は建物の形状等から察しがつくことが

ありますが、それでも大正時代・昭和初期型といったように大きなくくりでしか分からない

家ばかりです。

稀に棟柱に当時建築された棟梁の名前や年月日が記載されている事で、

実際の建築年月日が分かることもあります。

しかし、今回取得した『昭和9年築の京町家』はなんと、

【建築許可證】と呼ばれる書類で判明しました!

これは、現在の建築確認申請書と同じようなもので、戦前には【建築許可證】という

名前で呼ばれていたようです。

↓↓↓

前所有者様が大事に保管されており、ご厚意で今回は引き継がせて頂く事が

できました。

用紙は和紙調のものと、青図と呼ばれる図面とで構成されています。

和紙調の用紙には、実際使用された材料等が細かく表記もされていました。

↓↓↓

余りに達筆過ぎて全てを読むのは困難でしたが、

それでもこうして当時の内容を確認できることは非常に有難いことです。

昭和9年から引き継がれてきた大事な町家をこうしてハチセが新たに取得する事が

できたのも、何かの縁なのでしょうか。

そんな事を思いながら、新な住まい手を探す為にも、早く建物をきれいにしてあげて

皆様にご紹介ができればと思っています。

 

 

~8月号の新建築・住宅特集の表紙にハチセの物件が掲載されました!~

表紙を飾ったのは、中京区壬生東檜町のリノベーションです。

http://www.hachise.jp/bukken/0045/0045.html

今回はもう1件、ノスタ・ザッタで販売させていただいた左京区頭町(中庭式住居)も

掲載されています。

http://www.hachise.jp/nosta/gaiyou/018kasira/kasira1.html

是非見かけられた方は、手に取ってみて下さい!!

 

 


祇園祭り。

2012-07-15 19:08:59 | Weblog

京都の夏の風物詩。

祇園祭りが始まりました。

今日は宵々山で、山鉾巡行は17日に予定されています。

今年は3連休が重なり、例年にも増してたくさんの方がいらしているようですね。

ハチセの事務所前には【保昌山】という縁結びの山がございます。

祇園祭りの数ある山鉾の中で唯一のロマンスある山なんですよ!!

 

かつて武将平井保昌が、和泉式部に恋をし、

紅梅の枝を送って恋を成就した事にちなんで、

紅梅の枝を縁談成就の護符としているそうです。

ですので【保昌山】で授与されるものには、紅梅があしらったものばかりです。

 

(左から  【保昌山】 ・ 【黒主山】 ・ 【月鉾】 )

山鉾によって由来が違うこともあり、ハチセ社員も思い思いのちまきを購入し、

今年一年の無病息災を祈って持ち帰ります。

是非今年も活気ある祇園祭りに足をお運びください

 

 

暑い日が続く毎日ですが、現場では毎日職人さん達による作業がもくもくと

行われています。

先日の打ち合わせの際、梁を補強する為の新しい梁が作られていました。

町家のような古い建方の為、細工をする作業に非常に手間がかかります。

今回も大工さんの長年の経験を元に、古い梁に新しい梁を添える為の下準備が

進められていました。

この町家は大工工事が始まったばかりです。

現場打ち合わせの中で、少しずつですが変化があることが毎回楽しみです。

完成まで気を引き締めて頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 


現場にて。

2012-07-01 22:26:56 | Weblog

九条山で現在進められている町家のリノベーション。

元々は昭和18年に建築された建物の改修工事現場を少しご紹介したいと

思います。

毎週現地にて打ち合わせがあるのですが、

改修前には気付かなかった新たな発見がいろいろ出てきます。

 

まずは、2階和室に設えたれた天井です。

工事中に屋根裏を確認した所、町家に特徴的に入っている大きな梁

(ゴロンボ)がこの家でも確認できました。

既存の天井を無くして、この梁を見えるような勾配の天井にしよう。

という事から始まったこの日の打ち合わせですが、

無くしてしまう予定の天井板を見た大工さんがある事に気付きました。

 

『これ、屋久杉の天井板ですね。』

屋久杉と言えば、大変希少性もあり高価な材料で有名です!

その屋久杉を使った天然板の天井という事であれば、

それを無くしてしまうなんてめっそうもない事です!

今回はこの天井板を残した和室の仕上げを行う事になりそうです。

こうして、ちょっとした宝物を発見する事ができました

 

そして、下の写真はダイヤガラスの入ったアンティークな建具なのですが、

右側のガラスが残念な事に割れてしまっています。

この建具はどうしても書斎の入口に使いたい!

と思っていたので、なんとか割れたガラスを交換して

修理ができないか建具屋さんと相談する事になりました。

最近では、このようなダイヤガラスは入手するのがだんだんと

難しくなってきています。

特にこのダイヤガラスは、大きいダイヤの形をしていたり、

小さなダイヤの形をしていたりと、大きさの不揃いなダイヤの形で

できたガラスという事もあり、普通のものよりももっと希少なのだそうです。

 

こうして打ち合わせを重ねる事で、今まで気付けなかった事をたくさんの

職人さんから教えていただいています。

まだまだ不足していることばかりですが、

少しづつ学べていければと思っております。

次はどんな発見があるのかな~。。。なんて、少し期待をしながらも

引き続き頑張っていきたいと思います!

 

 

(現場の玄関先からは、真っ青な空と緑の生茂った景色が楽しめます。

 


新規プロジェクト。

2012-06-25 20:56:39 | Weblog

新規プロジェクトがいよいよ始動します!

御所南に位置する、露地にたたずむ町家です。

コンパクトなサイズの建物ですが、暮らしやすさをテーマにプラン作成中です。

早速、WEBページの打ち合わせに現場近くにあるカフェに立ち寄る事にしました。

二条城にほど近い『SONGBIRD』さんというカフェです。

白くキューブリックなフォルムが素敵な建物でした。

(ビビットなピンクカラーが効いた入口です。)

2Fがカフェ、3Fが家具屋さんになってます。

2Fのカフェの窓からはちょうど二条城の緑を望むことができ、

市内中心部に居るにもかかわらず、大変ゆったりとした空間を楽しめます。

居心地の良い空間での打ち合わせは、想像力を大きく膨らませてくれます。

なかなかアイデアが出ずに行き詰っていたWEBの構成も、

ここではたくさんのアイデアが出てきて、あっという間に方向性が決まりました。

今回は今までとは少し違ったアプローチでのご紹介ページとなりそうです。

私はあくまでアイデアを出すだけですので、実際それを現実の形としてくれるのが

ハチセが誇るWEB事業部の方々です。

こちらの物件でWEBを担当してくれるのは、ハチセの小島さんです。

無理難題なことばかり言ってしまう私を、いつも心良く受けてくれる頼りになる人です。

そして設計担当は、ハチセの落海さん。

なんと、ラスベガスで建築やデザインの修行をされていたという経歴の持ち主です!

今回のプロジェクトは、頼りになる二人の力を借りての始動となりました。

そして、いつもハチセのホームページをご覧いただいているお客様にも

お力をお借りする場面も出てきそうなWEBページとなります。

一緒に作り上げていただく、そんなイメージのページを予定しております。

近日中には、新規プロジェクトWEBページをご紹介できると思いますので、

その際にはどうぞどうぞ、よろしくお願いいたします!!

 

 

 

 

 


アンティークガラス

2012-06-15 20:19:53 | Weblog

レトロな雰囲気を演出する際一役買ってくれるものの一つに

アンティークガラスがあります。

現代の建築においては、大手メーカー製品の使用が一般的で、

高気密・高断熱の面からもペアガラスのサッシが採用される事が多くなってきています。

かつては職人さんが一つ一つ手作りで作っていたようなガラス窓は

非常に貴重な商品となっており、オリジナルのままの状態で残っているというケースは

稀になってきています。

古い家を調査しに行く際、こういったアンティークガラス窓が残っていたりしますと、

なぜか宝物を発見したかのような気にさえなります。

当然古い状態の為、多少隙間が出来た所から風が吹き込んだり、

ガラスも薄い状態の為、割れやすい面もあります。

ですが、あのレトロ感やなんとも言葉で表現しきれないあのステキな雰囲気。

デメリット面もカバーしてしまうくらい、圧倒的な魅力を放つ優れものです。

先日完成した上京区の町家にも、その圧倒的な魅力を放つ一部屋があります。

表の間におもてなしの洋風な応接室が設えられたこの部屋には、

その昔、この建物が建てられた時からあったのかなと想像させられる

ステキな窓があります。

(画像が粗くてすみません

 

アジロ天井や、細工の施された手すりももちろん素晴らしいのですが、

やはりアンティークガラスのはまった小窓が部屋全体の印象を決定付けていると

思います。

この窓には『ダイアガラス』と呼ばれるガラスが使われているんですよ。

それに合わせて、設計の木村くんが用意した照明も良くマッチしています!

(グリーンカラーのダイヤガラスが細工されている照明:タチバナ商会様より)

 

機能面では現代の製品の方が効率良く、性能も良いことは確かだと思います。

しかしながら、古いものを味わい、多少の不便さを楽しむ。

そんな暮らし方もステキではないでしょうか。