忠犬ハチ公 モグモグ日記

ヨジヨジ日記 改め モグモグ日記 改め グダグダ日記 です
街に居ても山に居ても、やっぱりハチはグダグダしてま~す

板門店ツアーの予約が取れました

2012年08月26日 22時59分17秒 | 韓国 生活/旅行
近付いてきました9月の訪韓
初めて『遊びに』韓国へ行ってきます

♯ 今までは、ほら、《家族訪問》だったから

申し込んでいた板門店のツアーも予約が取れて、
チョット、訪韓ムードが高まってきました

5月に韓国に居た時に、臨津河や、戦争記念館に行って、
板門店はどうしても行ってみたかったのだ

最近、イロイロとニュースを彩っている竹島
到底、納得できることではないのだが、
短い間だけど、韓国に住んで居て感じたことは色々あった

兵役…日本人には到底想像できないことだが、
自殺者も多く出ているほど、過酷なことらしい

その、兵役制度を維持するためにも、日本人から見たら過剰ともいえる
愛国心や、国防意識を、小さい子供の頃から叩き込まれているように感じる

本当の目の前の敵は北朝鮮なのかもしれないが、
北朝鮮は同じ民族であり、憲法上は同じ一つの国と定められている

なので、その前、直近に国を脅かした国であり、
かなぁ~り昔から、色々(倭寇やら、豊臣秀吉やら)とあった日本を仮想敵国に仕立て
愛国心や、国防意識を植え付けているような感じがするんだよね

♯ 竹島に関しては、サンフランシスコ条約で日本と定められたんだから、
『反日』ではなく、『反アメリカ』だと認識して欲しいのだが…

♯♯ 本当のところ、韓国人はどう思っているのか、本音を聞いてみたいのだが、
歴史問題、政治問題、国境問題を話題にするのはタブーなんで…難しいね

で、ま、私がこう思うようになった理由の一つ
戦争記念館へ行った、5月のレポです 今さら

戦争記念館は、二村の駅を出てすぐにある、立派な建物です

並んでいる国旗は、朝鮮戦争時に派兵してくれた国連軍の国の国旗で、
敗戦国で、アメリカに占領されていた当時の日本は、当然派兵もなく、
当たり前ですが、日本の国旗はありません

入り口の巨人は、朝鮮戦争の時の像らしいです


国立博物館へ行った時と同様、広大な敷地で、立派な建物です
しかも、入場無料です

中は、まずは三国時代の頃の話から始まります
その頃の武器や、馬具、船などが展示

また、百済、新羅、高句麗の国境がどう移り変わったのか、
年表と、地図と、その時の出来事がまとめられていて
観光地に行くたびに、新羅が百済に攻め滅ぼされたんだっけ?とか
毎回忘れる歴史が、シッカリまとめられています

そして、加耶…任那っていった方が日本人には分かるかな?
加耶が新羅に攻められた時、日本に助けを求めたこと…覚えてます?

そーいえば、聖徳太子の時代に『新羅出兵』とかってあったでしょ?
聖徳太子の弟の久米皇子が病死した為、九州までで、出兵には至らなかったのだが…

歴史で習ったし、記憶にもあったのだが、それが韓国とは全然結びついてなかった

そして、豊臣秀吉の朝鮮出兵
どの辺まで兵を進めていたか知ってますか?

最初は調子良かったが、補給を絶たれて苦戦した…としか知らなかったので
釜山辺りは勝ち戦だったが、慶州辺りからは、ジリジリと後退していってると思ってたの

実際はコチラ

沿岸部だけだが、中国国境近くまで攻め上ってる
知らなかったのはハチだけかもしれないけど、ちょっとビックリしちゃったよ

そのあと、日帝時代の展示があったが、日本語訳が少なく(故意?)、居辛いのでスルー

そして、2階は全て朝鮮戦争の展示
こちらも、ハチの認識不足が判明

朝鮮戦争って、日本にとっては、戦後復興に大きく寄与した戦争で、
ロシアの社会主義と、アメリカの資本主義との争い
なんで、今の38度線をおしくらまんじゅう的にジリジリと上下していただけだと思ってたの

それが、釜山辺りまで北朝鮮が攻めてきてて、
敗戦時の日本のように、韓国中が焼け野原になっていたなんて、全く知らなかった

この後、臨津河の有刺鉄線や見廻りの軍人さんを見て、
「まだ、韓国は戦争中なんだ…」と実感した次第

戦争記念館だけじゃないけど、やっぱり、どうしても板門店を見てみたい…と強く思った

3階は現在の国防の活動や、兵器

外にも展示がありました


ソウル駅から家へ帰るバスで、いつもココの横を通っていたのだが
「どうせ、日本のことをケッチョンケッチョンに言ってるんでしょ」と興味がなかったのだけど、
ハチの無知さと認識不足がはっきり分かって、勉強になるところでした

また、小学生や、軍人さんが多くて、
こうやって、小さい頃から、何回も、手を変え、品を変え?
愛国心と国防意識を植え付けているんだな…と感じたのでした

イテウォンからも近いですし、もし、時間に余裕があれば、行ってみてはいかがでしょうか?
グルメと、買い物と、エステだけではない、韓国の姿に触れられるかもしれません

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