あすか～

ここのところ、連日のようにトップニュースでＡＳＫＡ逮捕のことを報じている。

そんなに大事件か？ということよりも、気になるのは、お昼の情報番組で司会者が生ＡＳＫＡと電話をしている場面を、何度も何度も放映していたこと。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1905545.html


どう聞いても、ＡＳＫＡの言っていることは支離滅裂だし、話をしている態度というか、言葉がはっきりしているだけに余計に怖い。

こんなものを放映していいのか？と思うわけだ。

逮捕されたのだから、当然ＡＳＫＡは容疑者だし、事前に撮ったものについて、「容疑者のそれまでの言動を後で放映する」というのはよく見るけど、あの放送は、番組内で直接「容疑者」に電話したもの。

だいたい、何のために電話したの？

「あんた、ホントにやったの？」って聞いているのと同じだから、聞いている方としては違和感がある。

どうせなら、自称精神科医の香山リカ先生とか、何でも知っている茂木健一郎大先生の見解を聞きたいな。


あと気になるのは、タクシーに乗っている場面も流されたこと。

しかも、ご丁寧にタクシーの移動ルートまで教えてくれていた。

実際に覚醒剤を扱っている場面とか、タクシーの運転手に暴行をしている場面とかであれば、「これが、その証拠映像です」ということで、流していいのかどうかはわからないけど、理屈としてはわかる。

そうでないとすれば、これって単なるプライバシーの侵害ではないか、と思うわけだ。

みたいなことを、私が思う以前に感じている人が結構いるみたいで、ネットで盛り上がっているらしい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161201-01745627-nksports-ent


でも、罰せられるとしたらタクシー会社だけで、それを放映したテレビ局には、何のお咎めもない（かも知れない）ということだ。

なるほど、だからテレビ局って、好き放題やるわけだ！？

倫理は求められない、ということだからね。