無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

激甚災害

2017-08-09 14:51:04 | 防災

激甚災害と言う言葉を身近で聞いたのは、酒田大火の時だった。酒田市の中心市街地が燃えている中、災害本部で当時の相馬酒田市長が、消防に加え自衛隊の要請をしたこと、政府に激甚災害の指定をお願いしたことを告げ、市民への避難と激励を行った。近隣の協力を得てしても、強風の為に延焼は続き、新井田川を最後の砦として、燃えぬ前の建物の破壊活動も行う。火は防火帯と思えた大通りも楽々と超え、この新井田川を突破すればバイパスまで燃え広がるとの決死の消火だった。新井田川の対岸から、並んだ消防車から、川の水を使用した一斉放水で、一晩燃え続けた火も未明に消火することが出来た。災害本部長の酒田市長を含め、それからの酒田市の復興の動きは目を見張る物があった。もはや伝説と言われる「酒田方式」である。

激甚災害の指定を受けると、その後の復興は国の予算を使える事になる。疲弊している地方自治体にとって、それは有り難い。今年に入って、九州の大雨災害にはG20から戻ったばかりの安倍総理が、直々に現地へ赴いて激甚災害指定の確約を告げた。世間には、安倍総理の売名行為と受け取った人もいたようだが、被災者にとっては有り難い事だと思う。それに引き替え、死者は出なかったものの、秋田県の洪水被害には、政府はなかなか首を縦に振らなかった。

秋田県と言えば、管官房長官の出身地である。(災害当時に県知事の行動がどうのと言うことはあったが)友達とか忖度はないのかと思っていた。以下が8月8日のFNNのニュースである。

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九州地方と秋田県を襲った豪雨災害について、政府は8日の閣議で、激甚災害への指定を決定し、災害復旧に必要な自治体の費用を、国が支援することになった。
菅官房長官は、「九州北部豪雨、秋田県の豪雨、この夏の梅雨前線などによる災害の激甚災害の指定を受けて、被災地においては、財政面の不安なく、災害復旧に取り組んでいただきたい」と述べた。
菅官房長官は、会見で「1日も早い復旧を目指せるように、政府として万全を期したい」と述べた。

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農家にとって、田んぼが土砂で埋まるのは、1年の収入が見込めず、元の状態に戻すにも大変な労力と金額が必要となる。

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