無題・休題−ハバネロ風味−

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

鶴舞園と景観

2014-06-03 23:48:50 | 建築・都市・港

酒田港女みなと会議や建築士会や酒田JCなどが一緒になって、NPO法人酒田みなとまちづくり市民会議を立ち上げている。港を中心にオアシス祭りやシンポジウム、北前船関連の催し物などを、ネットワークを広げて一緒にやりましょうと手をつないでいる。今年の春に、その市民会議が鶴舞園からの景観を改善する為に動き出した。

鶴舞園は、旧本間家別荘の庭で、借景に鳥海山を織り込んだ日本庭園である。別荘は清遠閣と呼ばれ、酒田の迎賓館としての役目も果たしてきた。私が小学生の頃は本間美術館として、新館が出来るまでの酒田の文化を担ってきたのである。

へっぽこカメラマン(私だが)が露出を間違えて、せっかく清遠閣の2階から撮影する許可を貰ったのに、その役目を果たしていない写真がこれである。誠に残念

右側に見える茶色の屋根は、現在の本間美術館である。新館と言えども40年は経っただろうなと思う。それで、奥に見えるカラオケの看板を、何とか移動か高さを下げて貰えないかの運動だった。

鶴舞園からの景観は、随分と昔から観光客には厳しい意見を言われてきた。言われないと分からない酒田人だったが、実は以前はこの看板の左側に、3階建てのダイエーが建っていた。そのボリュームが大きくて、鶴舞園の庭が台無しだと、ついでにバスターミナルのアナウンスの音も容赦なく庭に入り込んでいるので、「酒田の市民は、この状況を何とも思わないのか」と言われてきたのである。

その昔、景観がなんたるかも分からず、規制する方法なんて知りもせず。もっとも酒田市に景観条例が出来てからも、一定の地域だけの網掛けだったから、殆どの市内は野放し状態だった。この鶴舞園のある地域も指定されていず、営業で建てた看板もきちんと法律に基づいている為に、「看板を下げてください。」なんてお願いするのは度胸が必要だった。この看板も2つの会社が関わっている。1つは市内の、もう一つは見て分かる通りに全国チェーンである。結果は快く承諾を貰い、山形県への補助金申請も通ったと聞いた。後は、残りの寄付金集めに動き、工事をするだけなのだが、少しづつでも、酒田市の景観が良くなれば良いなと思っている。

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