無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

立体パズル

2017-02-17 11:21:40 | 酒田

AグループとBグループに分かれて模型を作っていくのだが、日和山周辺を担当したグループは仕事が大変だ。

酒田の街が、こんなにデコボコした丘陵地帯にあるとは知らず、海抜2m毎に敷地を作っても、その境目に建てられた建物は2つに切れば良いのか迷う。現実は、家の中に階段を設けて段差のある部屋で対応していると思う。それをこの模型では表現出来ない。ついでに言うと、持ち運びの出来るようにと、2枚のパネルに分けたが、そのどちらにも載っている建物は、切って良いのか悪いのか判断に迷う。大きな所では、希望ホールが引っかかった。誰も思い切った外科手術が出来ないまま、どちらかのパネルに載せ対応するようだ。酒田港のど真ん中に放って置いたブロックも、両方にかかる部分だ。しかも、作っていく内に糊付けしたスチレンボードが個々に縮み、敷地も道路も微妙にずれ、精密さに大いにかける。

酒田丘陵のデコボコの土地に、建物がくっついた敷地を貼るのに、まるで立体パズルの様になってきた。自分が担当した地域なら、すぐに場所を特定出来るのだが、担当者が欠席して、作った物が自分の担当した地域以外も手伝っているとしたら、もう市内の地図と首っ引きで何人の目を使って探しても見つからない。特に、日和山公園の西側は、散々たる有様で、タイムオーバーとなり次回に持ち越した。

もう一方の酒田市の東側を担当したグループは、比較的平坦な土地に建てられていた為に、作業が進んでいる。水色のスタイロフォームで出来た建物を、白く塗り始めている。最上川の滑らかな土手の道路も、こんな風に段差が出来ている。

模型が出来ると、未来の酒田の構想に進む予定だ。おっと、橋がこれからだった。船も作るのかな?

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