無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

友達の詩

2007-07-10 16:52:02 | 音楽・芸術・文学
中村 中(なかむらあたる)と言う歌手がいる。この人の「友達の詩」を時折耳にするが、サビの部分のメロディ歌詞が、頭の中でローティションで回って離れない時がある。素敵な声だし、心に染みる良い歌だなと思っていた。

ある時、TV番組の金スマで、この人の特番があった。その歌声からは想像も出来ない人生が語られていた。性同一性障害で苦しんだ過去、打ち明けて裏切られた事、友人達が庇ってくれた事など。15歳の時に作ったと言う「友達の詩」も、それを知ってから改めて聴くと、涙がこみ上げてきた。男と女、その前に1人の人間であることの重要さ、それを教えられる歌だった。

中村 中 オフィシャルサイト

7月21日まで動画が見られるようだ。
ライブスペシャル「天まで届け」の中に友達の詩が入っている。

YAHOO!動画 中村 中ライブ
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2 コメント

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Unknown (yukacan)
2007-07-11 19:34:03
YAHOO!動画は日本国内のみで視聴できますだってー。YOUTUBEで見てきました。15歳のときに作った、15歳のときに自分の中でこんな葛藤があったんですねー。こういうことがただの個性だと認められるといいんですけどね。でも偏見と言うよりも戸惑ってしまうんですよね。私のブログでリンクしているJapanSFOさんの住んでいらっしゃるサンフランシスコでは同姓同士でも婚姻と同じ権利等が認められているんですって。それもすごいなあと思ってしまいます。
ごめんなさい (cake)
2007-07-12 03:41:23
YAHOO!動画は、日本だけだったんですね。ごめんなさい。
歌が好きだったのに、思春期を迎えても自分の声が変だと気が着いて唄えなかったとか・・。実際にはもっと沢山同じような方々がいらっしゃるんでしょうが、ちょっと染色体が違ってただけで、苦労してるんですね。
中村中さんにとって、今は音楽の才能が認められて、次々と曲を出しているようですし、コンサートも発売10分でソールドアウトしてしまうようです。売れてなんぼの世界でしょうが、頑張って良い歌を作って欲しいですね。

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