無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

女性部秋期研修会in米沢

2016-11-07 08:45:22 | 建築・都市・港

米沢市立図書館は、8月にフライングし一人で見に行った建物だ。

今回は設計された山下設計の安田俊也氏の講演会も企画されている。講演内容は世界の図書館全般に渡って面白かった。

内容は、時間が出来たら詳しく書こうと思う。

講演に先立ち、時間まで施設内を見学する。これは外部のアプローチの床。

1階の講演会場は、この先になる。この光っている床が気になった。

まるで光る泥玉のように、モルタルが光っている。漆喰でも石で磨くと、このように光る。モルタルだろうと思っていたが、正式名称はシールハードの磨き仕上げだそうだ。女性部の面々は講演の質問時間に、この床では冬分の雪や水で滑るのではないか、子供が転んで大丈夫かなどのきつい質問が飛んだ。

「2階から上は、撮影禁止だそうです。」の連絡が入る。えっ、何故?私はこの前撮させて貰ったのにと、交渉を開始する。我々は建築士の仲間で、建物に興味があったので集まった。何としても撮させて欲しい。すると展示物や人間を撮さないようにしてと、OKを貰い、10名分の腕章(報道と書かれた)を預かる。

改めて見ると、梁が平行ではない。この建物は敷地に目一杯建ててあって、この平行ではない梁が、実は道路と平行なのだそうだ。実に気持ちの良い空間である。こんなに薄くてこんなに柱が少なくて、設計されているのに感心する。光の入れ方もうまい。薄い壁柱も、同じ方向を向いていない。

前回見られなかった部分を見学する。

 

講習会後、転がるようにして車に乗り、またしても山形市に寄る。ストーブ屋さんで、バイオエタノールのストーブを見る為だ。これは移動できるタイプ。下の部分はそんなに熱くはならない。ガラスの部分は熱くなる。

このストーブは、灯油よりも揮発性の高いバイオ・エタノールを使用する。バイオ・エタノールは、サトウキビの絞りかすやトウモロコシの茎、それに山から伐採された木の建築に向かない端材などで造られる。まぁ、性能の良い灯油のストーブのようだが、煙突は必要としない。明るい部屋では見えにくいが、夜になるとその炎の揺らぐ様子が心地よい。結構熱量はある。ただし、バイオ・エタノールがまだまだ高い。タンクからストーブに燃料を注ぐ行為も実は面倒である。揮発性が高い為に、長い棒で着火するのだが、ぼぉっん!と結構大きな音がしてびびった。ガラスのガードがあるのは、熱いのでやけどの防止である。特に子供達には注意が必要らしい。洗濯物は、上部には干せない。簡単に燃え移るからだ。

化石燃料からの脱却は、なかなか難しい。このバイオエタノールやバイオマスと言われるエネルギーも、本気で向かうと山は植林が追いつかなくなる。バイオ先進国の動向を見定めての開発が必要だと思う。例え山形県のように山林面積が多い県であってもである。本来なら薪、せめてペレットに留めるなら、CO2の排出ゼロになるのだが。

着火の時に、少しアルコール臭い匂いがした。「呑めるんじゃないの?」と呑兵衛は思った。元々は植物だし。

  

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