無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

日本海沿岸東北自動車道路建設促進大会

2016-10-03 12:23:44 | 建築・都市・港

さぁ、正式名称は長いよ~。「日本海沿岸東北自動車道 山形・秋田県境区間建設促進期成同盟会の建設促進大会」が、遊佐町吹浦のゆらりで、10月1日に開催された。この会は1年毎に遊佐町と秋田県にかほ市で開催されている。「酒田では開催されないよね。」との私の問に、日沿道のミッシングリンク(繋がれていない場所)が遊佐とにかほの県境だけなので、どうしても交互になるとのこと。今年も大勢の人が集まり、駐車場は早めに満杯になった。

ここは縦長の会場である。

主催者を代表して、遊佐町の時田町長の挨拶で幕開けをする。次に来賓のご挨拶。

 加藤衆議院議員

  秋田県中泉参議院議員

 国交省道路整備局所長

 知事代理

 県議会議長

基調講演では、2014年に秋田大学の学長から、酒田公益大の学長に就任された吉村氏の講話だった。興味深かったのは、先日このブログにも書いたが、今までトップを走ってきた秋田県の学力が石川県に負けたこと。秋田県内を見渡しても大きな都市は学力が落ちること、田舎に行けば行くほど学力が上がることが紹介された。隣り合わせの県なのに、山形県は全国平均よりも低い。これは是非に鳥海山を囲んだ広域で連携していく必要があると、学問の立場から話された。

今年の学力テストの結果で、沖縄県の学力が上がっているのには、こんな事があった。秋田県でどのような学習の方法を取っているのかを知りたくて、教育の研修にかなりの県が視察に訪れていそうだ。特に学力の高い学校では、もう視察は満杯状態なのだそうだ。沖縄県でも視察に訪れていたが、2-3年前から2人づつ秋田と沖縄の教師の交換が行われて、秋田の教師も沖縄で教えているとのこと。それで学力の向上がみられたのかと納得する。沖縄の学力が上がれば、秋田も嬉しいことになる。北陸3県も学力が高いが、やはり生活習慣や三世代同居も誘因になっているとのこと。山形県も頑張れば良いのかなと思ったが、吉村氏の感じた両県の教育委員会の資質がかなり違うとのこと。

そして、これから少子高齢化が進み、ますます東京への一極集中が盛んになっている時代だから、地元に住むメリットや浪漫を無くさないようにしなければならないとの話に納得した。秋田県に吉村氏が居た頃には、カルフォルニアを事例に県内で金鉱を探すプロジェクトを行ったそうだ。

意見発表では、(株)栄田の営業本部長 佐藤氏の製造業で高速道路がない場合の物流における単価の話

遊佐町の鳥海山観光ガイド協会 佐藤氏の、梅雨明けから9月までの集中する鳥海山登山のガイドと、ジオパーク指定の話

大会決議

閉会の辞

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