山形県中山町にある県指定文化財の柏倉九左衛門邸の長屋門上座敷にて、香道を行った。柏倉邸には長屋門があり、向かって右には下僕達の使う部屋、左にはお付きの侍達の使う部屋が設けられている。大庄屋柏倉家では江戸中期から、当時としては高貴な遊びとされていた「お香」を楽しんだと言われている。柏倉家には香木や道具類、香席の記録などが多く残されている。
私たち殆どが香に対しては素人であり、人数の多さも手伝って、今回の香は三種類になった。入り口でおじきをして部屋に入ると、桜色の上に「水無月香」と書かれた紙が手渡された。香道の触りを聞いた後、最初の試香のぬれつばめが廻ってきた。
この最初の「ぬれつばめ」と同じ香りの物を、後の3つから当て、その名前を書く。全ての人が書き終わったら、香木の入っていた包みを開いて、答え合わせを行うのだ。
灰の中の炭と、雲母の上に載った香木
正解は2番目に廻ってきた未草だった。3種類しかなかったので、簡単に当てることが出来た。これが10種類位に膨れあがると、なかなか大変なのだそうだ。最初の香りを記憶しておくことが、時間が掛かると薄れてしまうのだと言う。
ちなみに、今回の香は志野流で、水面は真那蛮、未草は寸門多羅、沢潟は伽羅と言う香木だった。私は、伽羅の香りが最も香ばしくて薫り高いと思った。
床の間と屏風。私はこの床の間の落とし掛けに興味を抱いた。この捻れた天然木は何だろう。藤のような気もする。
<篤姫>の小松家で出てきました
香道なんて大げさなものではありませんが、私はお香の匂いが好きで、いい香りの線香を絶やしたことがありません。炊くと、とてもいい気分転換になります。
あと、普通のお寺やお墓のお線香の匂いも大好きです。すごくいい気分になります。
今回は建築士会の女性部の見学会だったのです。
企画してくれた方が、香道と茶道もスケジュールに組み込んで頂きました。十分に予習もせずに行ったので、どこが間違いか正解か判らないままです。建前と、今度はホンネの部分を書いてみますね。
お香には様々な香りがありますね。ともさんは大抵はお好きなんですね。日本のお香のかおりは特別に嫌な物はありませんが、インドだったり海外の物では「これ、間違いじゃないの!」と思うのにぶつかります。あまりに甘い香りに胸焼けがして、トイレに火を付けないまま飾ってあるのもあります。
着物に染み込む香は、良いですね。ほっとする香りです。
伽羅は本当にいい香りですよね。上品で嫌味がなくて私も好きです。
インドのお香は、私にとっては横浜中華街の香りです。ああいう広いところではいいのですが、自宅で焚く香りではないですよね。
中華街の香り・・・何だか匂ってきそうです。
インドの香りは、日本の家屋では難しいですね。良い香りもあるんですよ。見つけるのが大変です。
お義母さんの部屋では、お香で消すには無理があるのかも知れませんね。
「正座できない」を見て思い出しました。
私はこの後、たてませんでした。隣の友人もたてませんでした。畳が硬かったねと言う人もいました。