無題・休題−ハバネロ風味−

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

自立

2016-02-05 10:25:16 | 社会

時々、思い出したように持ち上がる鶴岡市と三川町のゴミ問題。今回は最終局面になりそうだ。

元々の発端は、2005年の庄内の市町村合併にあった。庄内は大きく飽海郡と東西田川郡に分かれ、三川町は鶴岡市を中心とする田川郡に属していた。鶴岡市は藤島町、羽黒町、櫛引町、 朝日村、温海町が合併した。三川町は最後まで揉めた後、自立の道を選んだ。三川町は鶴岡市と酒田市の間に挟まれた平野部で、その地を利用したイオン等の大型店舗が群れをなし、一大ショッピングセンターになった。新たに開通した国道7号線にも隣接し、庄内一円の集客が見込まれる巨大なマーケットである。

地方自治体の運営予算の多くは、取りっぱぐれのない固定資産税が締めている。法人税や所得税などは景気で増減が大きい。工事単価の高いとは言えない建物でも、大きさがあればかなりの税が徴収出来る。しかも三川町は大方が、安い山林の固定資産税ではなく平野だ。これがなかったら、すんなりと鶴岡市の合併に参加しただろう。

鶴岡との合併は拒んだが、ゴミ処理と広域消防は鶴岡市に依存した。特にゴミ処理は焼却ゴミ以外の中間最終の埋め立てゴミも合わせて、年間4000万円で委託している。屎尿処理まで含んでだから、安いんじゃないかい。それから10年が過ぎた。鶴岡市は合併特例債を使って、平成20年に新たな焼却施設を建設しようとしている。それに併せて協定を終え、三川町も自立するように促しているのだが、三川町は独自に処理施設を建設すると40〜50億円が必要になる。この施設は建設しただけでは納まらない。運営にも金が掛かる。とても独自ではやっていけないと言うのだ。鶴岡市に費用でも人的負担でも埋め立て地も考えるので、今まで通りに処理を行って欲しいと要望を出した。まだまだ結論は出ていない。

酒田市民は当事者ではなく遠くから見物しているだけなのだが、私個人としては鶴岡市に応援したい気持ちが満々である。

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加