無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

節分

2008-02-04 11:20:43 | 食べ物
正月を過ぎると、ピーナッツやチョコレートが店頭に並ぶようになった。山形県に本社を置く某菓子メーカーでは、毎年赤塚不二夫の鬼の面も、オマケで着いてくる。我が家では宗派の違いで豆まきはしないが、豆を買ってきてお供えする事は欠かさない。

1月の中頃、殻付きの落花生が食べたい。出来れば国産のを頼む、と言われて店に出向いた。売り場では、大きな袋(約30cm*15cm)にパンパンに入った中国産が198円だった。国産はと探すと、小さな袋(約15cm*12cm)のが398円だった。随分と価格に差が付く。高いなと思いながら国産を買った。取り立てて美味しいと言う訳でもない。ものの5分も経たずに食べきってしまった。

数日して、同じように頼まれた。今度は郊外の大きなスーパーに行って売り場を見た。大きな袋の中国産は、同じような金額だった。国産はとみると、千葉だったり茨城だったり、高級和紙の袋に入って500円ほどの値が付いているのもあった。量はとみると30粒程が入っている。いったい一粒幾らの値がつくんだよ!と少しイラッとして買うのを止めた。こんなに高いのなら、食べるのを我慢するべきだ。

昨日、節分の日になって、近所のスーパーでは風除室に国産と中国産が並んで山になって売られていたそうだ。夕方になって帰ってきた妹が言うには、国産が綺麗さっぱり無くなって、中国産だけが山積みのまま残っていたとか。中国産の冷凍餃子のせいで、落花生まで不買が飛び火したらしい。もっとも、近所のスーパーの大多数の客層はお年寄りだから、そんなに沢山の落花生を必要としなかったのかも知れない。
コメント (9)
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