先週の土曜日、家内が体調が悪いと言うので孫と二人でサッカー応援に行ったばってん
負けた・・・・・。
帰りに孫と回転寿司に寄り家内に電話したらスグにやって来て
スグにビールを飲み始めた・・・・体調の事は訊かなかった。
では本です。
ツリーハウス 角田 光代
最初に読んだ角田さんの「ロック母」が面白くなかったので
角田離れしていたとばってん新聞紙面で紹介文の「この家族は何か変だ・・・・」が
何となく気になって読んだとです。
ありゃこれは面白い ズンズンと弾きこまれて行きました。
それぞれが勝手気ままに暮らし、それに対して誰も何も言わない無関心な家族達・・・
それは何かが変だと思い始める中華料理店の孫「義嗣」・・・・・。
戦時中、満州で出会った祖父「泰造」と祖母「ヤエ」がたどり着いたのは戦後の新宿だった。
焼け跡の地主者不明の土地に泰造とヤエが開店した中華料理店は「翡翠飯店」
そこで育った3世代の家族の物語です・・・・・・。
ひとりひとりの立ち位置、見事にはまっています。
ヤエがいいです義嗣に語る言葉と姿勢が印象に残りました。
いい本でした。
昔、かくださんを「つのださん」と読んでいた事をお詫びします。
以上