はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

山崎18年

2013年05月05日 | 我が家

昨日は、弟一家が遊びに来ました。
昨年秋に結婚した姪も一緒に来ました。

息子は、弟が来るのを楽しみにしていて、昨日はあらかじめ休みにしていました。
朝から
「何時ごろ来るの?」
「もう、家は出たのかな?」
などと、まるで彼女でも来るかのように待っていました。

昨日は、朝から高速道路の渋滞のニュースを聞いていたので、たぶん、遅くなるんだろうなと思っていましたが、ナビを駆使して、高速に乗ったり、一般道に下りたりしながら来たらしく、比較的早く着きました。
のんびり構えていた私は、慌てて準備に取り掛かることになり、忙しかった~

弟は、手土産に『山崎18年』を持ってきました。
お正月に息子が『山崎12年』を持って行った時、
「おまえが12年を持って来たなら、今度俺が行く時は18年を持っていくから(『山崎12年』)」と言っていましたが、まさか本当に18年を持ってくるとは思いませんでした。
電話でも、「12年で良いから」と言っていたのですが、弟は約束どおりと言って18年を持ってきました。
息子も
「えっ?ホントに18年?」
と驚いていました。

息子は大喜びで、興奮し、
「会社の人たちに自慢するんだ!」
と言って写真を撮っていました。
私も便乗して写真を撮りました。

その18年ウィスキーを飲む飲まないで、弟と息子はウィスキーを目の前にして言い合っていました。
息子は、自分の部屋から普段飲んでいるリザーブを持ってきていました。
弟は、
「今日はリザーブを飲もうよ。18年はお前が一人で飲め。」
と言います。
でも、息子は、
「今、飲まなかったら、一人ではもったいなさすぎて飲めない。」
と言い、なんだかんだで、結局18年を開けることになったようです。
ウィスキー用に買っておいた氷を入れ、二人ともロックで飲みました。
最初に弟が一口飲みました。
その様子を息子はじっと見ていました。
すると、弟は
「うん?」
と首を傾げました。
息子はそれを見て、自分も一口飲みました。
「ううん?」
と息子。
「いや、これは・・・・」
と二人とも絶句。
そして、同時に
「これは、きつすぎる。12年の方が、全然美味い!」
そして、二人の結論は、
「高いから美味いってもんじゃない。俺たちには、12年が最高だということがわかった。」
ということでした。
弟と息子にとって、憧れの18年でしたが、飲んでみたら、思ったほどの美味しさを感じず、ちょっとがっかりしたようです。
12年のまろやかさが、二人にとっては、最高の味ということでした。
そして、二人はウィスキー談義に花が咲き、次回会う時は、息子が『山崎12年』、弟が『軽井沢』を用意するということで話がついたようです。
私には・・・というより、弟と息子以外の人間は、みなウィスキーには関心がないので、ただただ二人の会話を黙って聞き、黙々と食べるということになりました。
弟と息子は性格が似ているので、気が合うのかもしれません。
お酒の趣味も合うようです。
二人ともお酒が回って、普段からおしゃべりな所、それ以上のテンションで、盛り上がっていました。

ほぼ食事も終わり、弟たちもそろそろ帰りそうな時間になったころ、娘たちがやってきました。
娘たちは河原で、高校時代の友達がたくさん集まってバーベキューをやっていました。
でも、「お正月も会えなかったから。」と、バーベキューを途中で抜けて、顔を出しました。

狭い部屋に大勢が集まりました。

まめは、甥に抱かれ、ツブは息子が抱いていました。

ミニは娘に抱かれて眠っていました。
ソファに寝かせると、そのまま眠り続けました。

姪が「可愛い」と言って、ずっとミニの寝顔を眺めていました。


姪の連れ合いも来られれば良かったのですが、仕事がどうしても休めず、来られなかったのが残念です。

何だかんだ言って、山崎18年を半分くらい空けてしまった息子は、ますます酔って、煩くなり、私にとは、とても同意できない息子独特の主張を繰り広げ、煩くてたまならなくなった私は、織田祐二のCMのように(オープンハウス
「ジョン、ハウス!ハウス!」
と言ったのですが、ますます饒舌になった息子は、今度は私に絡んできて、再び
「ハウス!」と私が言うと、はなを抱いてベランダに行ったまま消息を絶ちました。
そんなことはすっかり忘れていた私は、弟一家が帰った後、はながいないのに気づき、娘に
「はなは、お兄ちゃんとベランダに行ったままだよ。」
と言われて、慌ててベランダに行ってみると、ベランダで寝転がって眠りこけている息子のそばで、はながウロウロしているのを見つけました。
私は、息子を放ったまま、はなを抱いて部屋に戻りました。
その後、陽が翳ってきて、空気も冷たくなりつつあったので、仕方なしに息子を起こして、部屋に連れ戻しました。
それで、やっと私も落ち着くことができました。
まったく酒癖が悪いというか、参りました。
にぎやかに過ごした昨日でしたが、私は、かなり疲れました。


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