再生可能エネルギーの普及活動

自然を愛する中年おじさんの戦い

大分トリニータに感謝!

2017-02-26 22:45:20 | 日記
 本日、実家の母親が出かける用事があり、心筋梗塞で倒れて間もない父親を一人にする訳にはいかないため、実家で父親の面倒をみることに。

 父親の様子をチェックしながら、TVを一緒に見ていると大分トリニータとアビスパ福岡のJ2開幕戦をやっていました。
 J3から昇格したばかりのトリニータがJ1から降格したばかりのアビスパとの試合のため、ワンサイドゲームになると思いきや、何とトリニータが2ゴールを奪い勝利しました!

 痴呆が始まり、ボーとしていることが多い父親が、トリニータの2ゴールと予想外の勝利に興奮していました。
 帰宅後、母親から電話があり、夜のニュースを見て「トリニータが開幕戦で勝った!」と父親が喜んでいたとのこと(ちなみに私が実家に帰っていたことは憶えていませんでしたが。。。)。
 
 このまま、トリニータが勝ち続けてくれるといいのですが。。。

挑戦田舎暮らし 初めての市町村の広報誌配布当番

2017-02-26 22:01:34 | 日記
 木曜日に会社から帰宅中に、区長さんより電話があったのですが、マナーモードにして気づかず、帰宅後20時過ぎに電話が入っていたことに気づいたものの、夜遅いため明日にでも電話しようと思っていたところ、翌朝7時に区長さんが自宅に来られ、「市町村の広報誌とゴミ出しの新しいカレンダーを地区内に配布する当番なのでよろしくお願いします!」とのこと。

 田舎暮らしを始めて以来、平日は仕事、週末は親の面倒で殆ど地区の方と交流ができていない状況だったのですが、土曜日の朝、実家に行く前に配布することに。

 配布は町内の上地区の全世帯(私のところを含め9世帯)です。越して来た際に町内の全戸に区長さんとご挨拶に伺い、

 ・現在空家となっている家
 ・お子さんと同居するため、地区を出て時々帰ってくるだけの家
 ・一人でお住まいの高齢者の方が病気で入院し、ずっと留守の家

等を区長さんから教えていただいたのですが、それから3ヶ月。すっかり忘れてしまいました。

 とりあえず、我が家の近所の2件のお宅に配布したところ、「ほとんど家にいないようだけど、今日は休みか?あんまり無理しない方がいい。」と暖かい言葉を掛けていただきました。
 その際に、地区のお宅の状況を教えてもらい広報誌とゴミ出しカレンダーを何とか全戸に配布することができました!

配布した広報誌とゴミ出しカレンダー
 

 今回、地区内に資料を配布して改めて、地区内で高齢化、過疎化が進んでいることを実感しました。
 私が小学校低学年の頃には、TVで農家の方が「どこ行くだ?」と聞かれ、「ちょっとハワイまで。」と答えるCMが流れる程の”農協ツアー全盛期”だったのですが、一体いつの時代から何が原因で日本の農村はこんな状況になってしまったのでしょうか?

 


水力発電所の候補地を視察してきました!

2017-02-18 21:57:55 | 日記
先日の治水ダムの利水放流を利用した小水力発電所のプロポーザル案件は、九州電力グループに負けてしまいましたが、私の勤務する会社が所有する山奥の土地に隣接して砂防堰堤があり、プロポーザルの際に組んだ3社の関係者で小水力発電ができないか視察してきました!

視察の結果、落差もそこそこあり、小規模な水力発電であればできそうだという結論に達しました。

砂防堰堤の様子


ここであれば、周辺の地権者は私の勤務する会社だけですし、かなり早いペースで話が進みそうです。

少し運が向いてきた気がします!

地熱発電を利用した防災拠点の提案を行いました

2017-02-16 06:08:37 | 日記
昨日、ある市町村が計画している「地熱発電を利用した防災拠点づくり」の提案を行いました。

災害等非常時に市町村独自の非常用電源を地熱発電で確保し、避難所等の防災拠点へ電気を送るという計画です。

問題は、地熱発電所設置地点から避難所までの距離が1km程度あり、専用の送電線を敷いたとしても、九電が送電できないような事態では専用送電線も使えない可能性が高いのではないかということでした。

そこで提案としては、

・地熱発電所に隣接して防災WiFiステーションを設置し、そこでポータブル電源を充電し、
 各避難所にピストン輸送
・急速充電のEVステーションを設置し、電気自動車に充電し避難所で電源として使用する。

という内容にしました。

九州では、送電線に容量の空きがほとんどなく、高圧連系での売電が困難となっているため、再生可能エネルギーで発電した電気を売るのではなく、防災・地域振興などで地産地消するケースが今後増えていくものと考えられます。

私が勤務する会社も地元企業として貢献したいと考えているのですが、どうなることやら。。。

1年程前に訪問したオロビルダム決壊の危機にビックリ!

2017-02-14 21:31:21 | 日記
今朝、TVを見ていると、オロビルダムが決壊の危機にあり約19万人に避難勧告が出されたというニュースが流れ、ビックリしました。

実は約1年前にアメリカ西部の再生可能エネルギー施設の視察に行った際に、オロビルダムを訪問しており、「まさかあのダムが。。。」という思いで一杯です。

以前、ダムを専門とする建設コンサルタント(通称ダムコン)でダム管理を専門とするコンサルタントとして8年程勤務した私が映像を見る限り、フーバーダムのようなコンクリートダムではなく、基本的に土と岩を盛って造ったアースダムのオロビルダムは、損傷があまりに酷く改修困難なのではないかと思います。カルフォルニア北部の水供給に支障をきたすことが心配です。

私が訪問した頃までは、カルフォルニアの干ばつでオロビルダムの水位が低下し問題になっていたのが嘘のようです。

今回のケースは、豪雨と豪雨によって溶けた融雪水が併せてダムに押し寄せる「融雪出水」によるものですが、日本でも雪国で度々融雪出水による被害が起きています。
私もあるダムで融雪出水に対応した放流ルールを検討したことがありますが、ダム上流の積雪や融雪の状況が把握困難なことから融雪出水の規模を予測するのは大変難しく、最適な放流ルールを策定するのに随分と頭を悩ました記憶があります。

なお、日本の多目的ダムの場合、200年に1度の大洪水に対応できるように設計されているため、個人的にはオロビルダムのようなことは起きないと思っています。