経営徒然草(小論文)

このコーナーは、経営や社会について筆者の思いつくままに記述したものです。ご参考になれば幸いです。

No.236 景気回復の有効策

2010-02-28 23:47:43 | ビジネス実用
 景気が改善の兆しが見えない。政府も様々な施策を打っているが、有効打となっていないようである。  思うに、景気はその字の通り「気」分の問題でもあり、先行き不安が大きいと財布の紐は固くなり、消費も落ちるのが当然であろう。そして、可能な限り貯蓄に回すのが人情というものである。  政府は、エコ減税、雇用調整助成金、その他の施策を打っているが、この先行き不安という「気」の排除に対して抜本策を打つのが良い . . . 本文を読む
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No.235 Ipodは何故日本で産み出せなかったか?

2010-02-09 23:33:28 | ビジネス実用
 先日、私の知人からかつてアップル社よりIpodの共同開発の提案があったが、知人の会社ではその申し出を断ったという話を聞いた。推測するに、そのような会社は日本で何社かあったのではなかろうか?  ある経産省の官僚から聞いた事でもあるが、Ipodの部品の50%以上は日本の技術によるものだという。それを聞いた時に、「さも有りなん」という想いであった。日本は、製造技術は素晴らしいが、新しいコンセプトの商 . . . 本文を読む
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No.234 COP15の失敗について

2010-02-03 00:31:47 | ビジネス実用
 COP15では、結局大した合意が得られぬまま終わってしまった。温暖化がどんどん進んでいるのに、これで大丈夫なのだろうか?果たして、将来合意が得られて解決の方向に向かうのだろうか?  私は、合意が得られて解決の方向に向かうと思っているが、それは飽くまで部分的な合意であって、全体としての合意はなかなか得られないまま、解決の方向に向かっていくと考えている。  以前、この小論で組織階層が深い社会にな . . . 本文を読む
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No.233 ギスギス職場の改善

2008-05-27 01:53:41 | ビジネス実用
 今日、5月26日の日経に「ギスギス職場 明るく」という記事が掲載されていた。細かくは読んでいないが、成果主義を見直すという事らしい。90年頃バブルが弾けて、不況になり、年功序列を支えきれなくなって、成果主義の導入が流行ったが、ここに来て見直されているようである。  企業は営利が目的なので、効率を優先し、成果を求めるのはごく自然ではあるが、人間は機械ではないので、効率経営も度を越すと反ってマイナ . . . 本文を読む
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No.232 次元給

2008-05-19 23:40:42 | ビジネス実用
 私が参加している「企業の風格研究会」で、面白い冊子を入手した。その冊子は、名南製作所という企業の経営のあり方、考え方を記したもので、私には非常に参考になるものであった。その企業では、次元給というものを支給している。給与全体は、年功給と次元給で構成されているとの事であるが、この次元給というのが興味深い。  社内に設けた給与委員会で、社員一人ひとりの人物を評価し、人の器量(次元)を判定して、次元給 . . . 本文を読む
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No.231 認識のバイアスと迷信

2008-05-12 00:49:44 | ビジネス実用
 我々人類の認識には、多分にバイアス(偏り)がある。精神状態が健全な状態でも、必ずあるといって良い。それが著しいと多くの人が判断した場合、迷信だとか、妄想だとか言う訳であるが、基本的には程度の差であって、バイアス(偏り)のない人はいないと言って良かろう。  例えば、ある人が部屋の中にいて、煙が立ち込め出した時、その部屋に一人でいた場合には、不安な気持ちになり、その原因を直ぐに確かめようとするが、 . . . 本文を読む
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No.230 食糧安全保障

2008-05-05 23:55:13 | ビジネス実用
 昨年、オーストラリアでは大旱魃で、小麦の生産が平年の半分だったという事である。また、中国、インドを初め経済発展が好調な国々では、食生活が豊かになり、食料消費が増えてこうした事からも、国際的に食料の需給が逼迫し、全般的に食料価格が高騰しているとの事である。日本の食糧自給率は、現在39%程度(カロリーベース)と言われており、極めて危険な状態にある。  「食糧安全保障」なる言葉が出たのは、かなり昔の . . . 本文を読む
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No.229 挨拶の大切さ

2008-04-29 00:45:12 | ビジネス実用
 先日、チンパンジーのリーダーが決まっていく過程をえがいたNHKの番組を見た。その中で、チンパンジーのリーダーであるボス猿には、皆挨拶をしていく事を知った。ボス猿の前を通る時は必ず、挨拶の意味であるボディタッチをするのである。「私は、決して貴方を無視していません。尊重しています」という事なのだろう。  同じ事は、人間社会でも言える筈である。例としては、大時代的であるが、豊臣秀吉が天下人になってい . . . 本文を読む
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No.228 西洋礼賛の終焉

2008-04-22 00:14:17 | ビジネス実用
 徳川幕府から明治新政府への移行は、世界史の中でも極めて稀な政権移行であった。鳥羽伏見の戦いや、北越戦争、五稜郭の戦い等、政権移行に伴う紛争はあったにしても、フランス革命を初めとする世界史の中での諸々の革命と比較すると、極めてスムーズな移行であったと言えよう。大政奉還や版籍奉還、廃藩置県、廃刀令といった一連の身分(立場)の否定にも関わらず、日本は大乱に至ることなく乗り越える事ができたことは賞賛に値 . . . 本文を読む
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No.227 日銀総裁人事の考え方

2008-04-14 23:42:09 | ビジネス実用
 先日の日経新聞に日銀総裁人事の件が掲載されていた。民主党の小沢氏と、福田首相とのやり取りで、「財務省支配だ」、「官僚なぜ悪い」という見出しで記事が書かれていた。その中で、「適材適所、人物本位も考えて欲しい。よほど変な人事をしなければお認め頂くのが国会人事の制度だ」とあった。この中で、「よほど変な人事をしなければ・・・」というのが少し気にかかる。  重要なポストなので、ベスト(と思われる人事)を . . . 本文を読む
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No.226 国家財政の破綻と暫定税率

2008-04-07 23:59:34 | ビジネス実用
 ガソリンの税金が安くなるという事で、騒がれている。民主党は、一時的な撤廃ではなくて、永久的に廃止すべきだという主張で、自民党は段階的に廃止の方向というスタンスで、両者の意見の隔たりがあるようである。福田総理は、「民主党は、簡単に廃止だと言っているが、歳入不足をどうするのかを考えていないので無責任だ」というのは、現実問題として正しい発言であるようにも思える。しかしながら、「暫定」が何年も続いてきて . . . 本文を読む
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No.225 組織の階層深化と傲慢

2008-04-01 00:15:37 | ビジネス実用
 企業組織であれ、行政組織であれ組織が肥大化し組織階層が深くなると、「傲慢」から逃れる事は至難のようである。人により様々であろうが、少し偉くなったかと思うと、威張る姿勢や心根が見えて嫌な思いをする事もある。東洋では昔から、礼や仁の必要性を説いてきたが、これはある意味では傲慢の虫への対策だったのだろうと思う。傲慢が怖いのは、自身が傲慢であるその状態が「傲慢」とは思わない事にある。  階層深化は、社 . . . 本文を読む
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No.224 組織を創る者

2008-03-24 23:50:23 | ビジネス実用
 今の政治のありようを観ると、これで良いのかと思うことが多い。議会制民主主義は、今ではすっかり時代遅れになっていると思うのだが、そのあり方について云々する論議は一向に聞こえてこない。野党は与党の揚げ足取りばかりで、「国民」の名の下に与党を非難ばかりしている。  ところで、表題の通り国と言わず、企業と言わず、組織には組織を創る者、維持する者、支える者、組織に乗っかる者等、色々な人がいる。組織を維持 . . . 本文を読む
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No.223 海上自衛隊の衝突事故は組織の病

2008-03-17 23:48:50 | ビジネス実用
 先ごろ、海上自衛隊が漁船との衝突事故を起こした。報道によれば、回避義務を怠ったとの事である。船の往来が激しい水域で、手動操縦にすべきところを自動操縦で航行していたとも聞いている。「小さい漁船などは、避けて然るべきで...」という驕りの声が聞こえてきそうである。その後の対応や、防衛当局の発言を聞いていると、反省の気持ちが伝わってこない。  ところで、組織が巨大になり、安定した時期が長くなると必ず . . . 本文を読む
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No.222 組織の病 17 〜最終稿〜

2008-03-09 11:27:15 | ビジネス実用
 持続可能社会の研究・啓蒙「http://blog.goo.ne.jp/sustainablesociety/」で、「鰯の大群のリスクマネジメント」と題して、鰯の一体的行動について論じた事がある。何千、何万尾の鰯の大群が、あたかも一匹の魚のように行動する事ができる事を述べたものである。人類もそのような一体的な行動を採ることができれば、環境問題や持続可能問題も怖くはないのであるが、実際にはちぐはぐな . . . 本文を読む
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