経営徒然草(小論文)

このコーナーは、経営や社会について筆者の思いつくままに記述したものです。ご参考になれば幸いです。

No.251 日本の人の協調性とベンチャー創出

2010-09-15 00:26:50 | ビジネス実用
日本ブランドという言葉がある。その昔、江戸時代の太平から抜け出て、何とか欧米に追いつこうと躍起になっていた時代の日本製品は、安かろう、悪かろうと言われていたという事を聞いた事がある。ところが、今では「日本」は高品質の代名詞となっているようだ。それくらいに、日本の消費者・顧客の評価は厳しいという事でもある。  さて、この事は日本人が人目を気にするという国民性から来ているという事が言えないだろうか。 . . . 本文を読む
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No.250 経済開発から人間開発へ

2010-09-03 00:29:40 | ビジネス実用
 日本経済の低迷が続いている。景気が少し上向いているようだが、日本の更なる発展の産業モデルは、未だ模索している最中にある。経済開発のための施策として、研究開発支援や事業化支援、事業継承や、企業再生等、国は実に多くの施策を行っている。  しかしながら、重要なものが残されている。それは、人間開発である。経済の発展のための人間開発というと功利的な感じがして、不快に思う方もいるかも知れないが、これは経済 . . . 本文を読む
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No.249 組織のピラミッドと組織の環境

2010-08-24 23:27:44 | ビジネス実用
 人間は組織作りが好きである。好きというよりも、社会的動物なので組織作りからは離れられないと言った方が良いかも知れない。組織と言っても、公式な組織、非公式な組織、大きな組織、活発な組織、営利目的、非営利等、様々であるが、ここでは日本の行政の組織と企業の組織について考察してみたい。  この2つは、現在のところ大規模組織がベストだという発想のもとに構成され、運営されている。国が多くの税金を徴収し、そ . . . 本文を読む
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No.248 菅首相の増税論議

2010-07-06 00:38:22 | ビジネス実用
 菅首相が大胆にも、消費税増税を打ち出している。日本の財政は危機的で、何とかしないとギリシャの二の舞になるのではないかという話もある。つまり、円の価値が暴落して一時期1ドル130円まで落ちたときがあるが、そのような或いはそれ以上の痛手を蒙るのではないかという懸念である。  そんな意味で、「行政改革は未だ余り進んでいないなかで、(無駄のカットが不充分な中で)増税論議とは順序が違うのではないか」とい . . . 本文を読む
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No.247 技術立国の次に来るべきもの

2010-06-08 23:33:39 | ビジネス実用
 日本の経済が停滞している。開業と廃業の逆転現象は依然として続いているし、先頃の新聞発表でも日本の国際社会における国力の評価も17位から27位に転落したとあった。生産の海外移転は定常化しているので、日本企業が良い商品を開発しても、雇用は海外にいくという状態となっている。良い技術を開発すれば、日本の所得に繋がるという事は、もう余り期待が出来ないようである。  良い技術を開発しても、事業化能力が日本 . . . 本文を読む
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No.246 首相の輔弼

2010-06-03 00:02:44 | ビジネス実用
 民主党が揺れている。鳩山首相の米軍基地移転の対応の拙さから窮地に立たされている。米国との交渉、地元の説得、合意形成の段取り等、素人の目から見ても実に稚拙なものであった。ここに来て、閣僚達は鳩山首相擁護の対応となっているが、遅きに失した感が否めない。  私が疑問に思うのは、鳩山首相のそうした誤りを指摘し、最善の策や対応の仕方を助言する人が居なかったのだろうかという事である。鳩山首相が暴走するタイ . . . 本文を読む
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No.245 学歴主義からの脱却と経済開発

2010-05-30 23:58:51 | ビジネス実用
 日本の社会は、未だに学歴主義から脱却していない。何よりも、過度な受験戦争がそれを物語っている。学歴そのものは、否定されるべきものでも何でもないが、問題は学歴が必ずしも社会が必要とする能力と整合していない点にあるのではないか。また、難度の高い大学を出た人間が、多分優秀で重要な職務を担うのが正解だろうという錯覚に陥っていると思われる節もある。  例えば、国や地方の行政機関では、大手企業のOBが中小 . . . 本文を読む
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No.244 二世総理のリーダーシップ

2010-05-23 23:45:49 | ビジネス実用
 民主党が、ピンチに立たされている。自民党政治にはうんざりしているので、何とか踏ん張って貰いたいと考えているが、普天間基地の問題と、小沢幹事長の政治献金の問題とで、夏の選挙の勝利が怪しくなってきた。  鳩山総理は、5月末には決着をつけると言っているが、彼方此方で火の粉が上がってしまったので、納得のいく形で決着をつけるのは無理ではないかと思う。そして、今回の一連の鳩山総理の問題の裁き方と見て、リー . . . 本文を読む
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No.243 官僚のモチベーション

2010-05-11 23:38:36 | ビジネス実用
 第2弾の事業仕分けが終わった。事業の良し悪しを政治家が判断するというのは、私も賛成である。これまで、官と政の連携が充分ではなく、官が行政の評価をされることもなく、野放図に進んできたという感じがするからである。似たような事業はあちこちにあるし、必要性の乏しいと思われる施策が打たれ、一方で、必要で有効だと思われる施策が一向になされないという感慨は私だけではないだろう。  しかしながら、問題は個々の . . . 本文を読む
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No.242 地球の重心の移動

2010-05-09 13:44:17 | ビジネス実用
 東アジアの経済開発が活発化している。長い間欧米の経済が拡大して生きていたが、ここに来て低成長になって、代わりに東アジアが延びている。取り分け中国の伸びが著しい。先だって、中国に行く機会があったが、経済開発に対する意思の強さや、意思決定のスピードには、少なからず驚いた次第である。  経済が著しく発展している国は、BRICsと言われ、必ずしも東アジアだけではないが、東アジア全体の伸びが大きい事には . . . 本文を読む
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No.241 政策の段取りと順序

2010-05-05 17:42:22 | ビジネス実用
 物事には順序がある。正しい事を行おうと思っても、順序を間違えば上手くいかない場合が多々ある。世の中には一見正しい様でいて、この段取りと順序がチグハグになっている場合が非常に多い様に思う。  例えば、税金を上げるという話がある。昨年度、日本の税収は極端に落ち日本の累積赤字が更に膨らんでしまったが、この赤字を解消する意味で税金を上げようという動きがある。日本の財政を健全化させるということ自体は、結 . . . 本文を読む
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No.240 日本人に合ったイノベーション施策

2010-05-05 17:40:46 | ビジネス実用
 日本経済の地盤沈下が止まらない。かつて、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われた日本も嘘のようである。高品質、大量生産モデルで大成功を収めた日本は、それで成功したが故に、その成功体験から抜けられないのであろうか?  確か1980年代だったと思うが、「プロセスイノベーションからプロダクトイノベーションへ」と産業のあり方を変えなければならないと政府は言っていたのだが、未だにプロダクトイノベーションは . . . 本文を読む
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No.239 日本政府の交渉術

2010-04-19 00:13:30 | ビジネス実用
 沖縄米軍基地の移転で、揉めている。昨年は「年内には」と言っていたのが、最近は「5月までには」と言っているが、どうなるのであろうか?最近の米国は、交渉の椅子につくことすら拒んでいる様子だ。日本政府の交渉の下手さ加減をみていると、ウンザリする。あれでは、交渉ではなくお願いであろう。  そもそも、日本はアメリカに守られているという決定的事実を踏まえるべきではないか。米国と対等に交渉するというなら、日 . . . 本文を読む
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No.238 25%カットは困難か

2010-04-07 00:46:27 | ビジネス実用
 民主党が政権をとって間もなくの頃、温暖化ガス25%カットを宣言した。国際的に評価される反面、産業界からは厳しすぎるとの声が上がっている。日本は、省エネ技術が素晴らしく、欧米に比較しても省エネを進めているのに、この上更には難しいという見方もある。  本当にそうだろうか?需要は発明の母というが、中小企業では新規設備が導入できないでエネルギー効率の悪い設備を使っているとも聞くし、浄水設備でマイクロバ . . . 本文を読む
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No.237 トヨタのリスクコミュニケーション

2010-02-28 23:49:26 | ビジネス実用
 トヨタのピンチである。トヨタは日本を代表する企業と言っても良く、その浮沈は日本の経済にも大きく影響するほどであるのは、言うまでもない。トヨタ本体だけではなく、関連企業を含めるとどれ位の経済規模になるであろうか?そのトヨタが、企業のブランド・信頼度を低下させている。  トヨタのこれまでの一連の動きや対応を見ていると、リスクコミュニケーションのあり方が杜撰であるように思えた。リスクコミュニケーショ . . . 本文を読む
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