以前書いた通り、実験を行いました。
結論から言えば、
(私のNW-E507では)再生スピードが約0.64%早いです。
でも同時再生しない限りは一般人には分からないレベルです。
NW-E507のファームウェアはV2.00、SonicStageはV3.2での実験です。
実験方法は、以下の通り。
1.CoolEditProV2.1で周波数は500Hz、1kHz、4kHz、10kHz、デュレーションは10秒の全4種類のWAVEファイルを作成。
2.SonicStageでAtrack3 132kにエンコード後、NW-E507に転送。
3.NW-E507で再生したものをWaveSpectraV1.31でWAV形式で記録。(なお、我が家のオーディオデバイスはM-audio FirewireSoloです。)
4.WaveSpectraで記録したファイルのFFTを行い、データを取る。
5.上記ファイルをCoolEditProでもFFTする。
よってデータは、WaveSpecrtaとCoolEditProの両方で取っています。
WaveSpectra Hamming:32768 Hamming:65536 500.0kHz 503.3kHz 100.66% 503.3kHz 100.66% 1000.0kHz 1006.7kHz 100.67% 1006.7kHz 100.67% 4000.0kHz 4025.4kHz 100.64% 4026.0kHz 100.65% 10000.0kHz 10064.1kHz 100.64% 10064.1kHz 100.64% CoolEditPro Hamming:32768 Hamming:65536 500.0kHz 503.2kHz 100.65% 503.2kHz 100.64% 1000.0kHz 1006.4kHz 100.64% 1006.4kHz 100.64% 4000.0kHz 4025.7kHz 100.64% 4025.7kHz 100.64% 10000.0kHz 10064.0kHz 100.64% 10064.0kHz 100.64%
「Hamming」はFFTの窓関数をあらわしており、その横の数字はサンプルデータ数です。
WaveSpectraではデータが100.64〜100.67%と若干暴れています。CoolEditProではほぼ100.64%です。
最後に記録したファイルのWAVEファイルのサンプル数を確認しました。もちろんE507からの出力はアナログ信号で、それをWAV形式で記録しているため、ノイズ成分があり正確なサンプル数は出ません。CoolEditProの波形を見て大体のサンプル数を確認しました。
元ファイルは10秒なので、「441000サンプル」です。それに対して、E507からの信号は「438200サンプル」でしした。計算すると100.638%早いことになります。
FFTの結果とサンプル数の結果から、「再生スピードが約0.64%早い(1.0064倍)」としました。
AV初心者のホームシアターレビューさんのBlogで440Hzの音が442.7Hzだったという報告もありましたが、これを計算すると100.61%です。大体あっていますね。
また4分(240秒)程度の曲で1秒半ぐらい早いと言う話もありましたが、240秒÷100.64%≒238.4(秒)で1.6秒ぐらい早いので、上記の結果との大差はなさそうです。
では普通に聴いていてこの違いにわかるかと言うと、私には分りませんでした。絶対音階をもっている方が聞くと「あれ?」と思うのかもしれませんが、同時再生しない限りは一般人には分からないレベルです。これを許す、許さないは個人の勝手ですね。











とても緻密な計算すごいです。こちらも記事に取り上げさせていただきました。
他の記事もとても役に立つ記事ばかりですね、勉強させて頂きました。
一応絶対音感があるのですが全く気づきませんでした。
ちなみに再生速度が速い原因はVMEが原因ではないと思いますよ。VMEは昔から使われているものですし、某サイトではクロックジェネレータが原因では?と書いてありました。
いずれにせよ不確定要因は掲載すべきではないので、VMEに関するコメントは削除しちゃいます。
こだわる人はこだわるでしょうからSONYもしっかりして欲しいですね。
私はNW-AシリーズではファームアップデートでWMA対応になるということでショックを受けました。
技術的にはできるはずなのでNW-E507でもファームアップしてくれないかな〜って思っています。(無理でしょうか・・・)