写真が間に合わなかった、タイのお客様での竣工セレモニーの様子を
紹介します。
まずは、お坊さんによる読経からスタートしました。
日本でお坊さんと言えば、ちょっと威厳があって、シャキンとしている
姿を思い浮かべますが、タイのお坊さんは、人によってはダラ~っと
した感じ。もちろん正座じゃなくって、あぐらという違いもあるので
しょう。
「心頭滅却すれば火も亦涼し」がお坊さんだと思っていたけど、タイでは
ハエが舞えば手で追い払う。
人間らしくっていいのかもしれませんね。
でも同じ仏教なのに、どこでどう違って来たのか、不思議でした。
次いで、お客様の社長さんからご挨拶。
「英語か、日本語か?」と耳をそばだてていたら、英語です。
「ああ、英語か」
と思っていたら、英語でのご挨拶が終わったら、
「同じ内容を日本語で」
と日本語でのご挨拶が始まりました
「え~、そういうのアリ!」
社長さんと同じスタイルで話そうと思っていたのですが、これだと
スピーチの時間が普通の倍掛かります。
「困ったな~」
そんな私に構わず、次の人のスピーチが始まりました。
その「次の人」って言うのが、
「何か似てるな~」
と思っていたけど、本物でした
分かります、この人? 我々の世代だと結構懐かしい、そうマリー・
クリスティーヌさんです。
なぜ彼女がこの式典に参加するのかと思っていたら、ここのお客様は
モンゴルでの植林事業を支援していて、ハビタット(国連人間居住計画)の
親善大使の彼女とお付き合いがありました。
マリー・クリスティーヌさん、いや~、懐かしかった。
そのマリーさんも、スピーチは英語、そして日本語というパターン
でした!!
そうこうしているうちに、とうとう私の番が来てしまいました。
出だしで、「サワディーカップ」とタイ語であいさつしたら、これが
結構ウケたんです。 これ、うれしかったな~ これで
相当リラックスできました。
そこで
"Congratulations on the grand opening …!"
「竣工おめでとうございます!」
と英語、日本語で一文ずつ交代で始めましたが、そこから先は英語脳と
日本語脳を切り替えることが非常に難しく、結局英語のみに切り替え
ました。
大変エネルギッシュな社長さんなので、
"As all of you know he is a man of energy.
So I'm sure he wears a half sleeve shirt today too."
と暑がりで真冬でも半そでのシャツしか着ないことと引っ掛けて紹介
したところで、最初の笑いを取りました。
さらに、数百万ドルの注文を携帯電話でもらったことを紹介し、
"It was my first and only experience."
「最初で唯一の経験でした」と話したところで、大きくウケました。
ま、結構緊張してはいましたが、それでもどこでどれくらいウケたか、
お客さんの反応を感じることができたということは、上出来じゃ
ないかと思っています。
おかげで、スピーチを終えた後は、多くの人から「楽しいスピーチ
でした」と声を掛けてもらいました。
あのマリー・クリスティーヌも「素敵なスピーチでしたね」と言って
くれたんですよ。
実は、ひとつ話すべきことを抜かしちゃったんです。
そこでその話し忘れたことをここでお話しておきます。
「世界中の貴グループの各工場ではドイツ製の機械を
使っているなか、S社長は私のことを信頼して、
ISOWAにご注文を下さいました。」
これ、話し忘れたんです。
でも、
「ISOWAの技術で、S社長のご恩に報い、貴社の
成長に必ず貢献します」
と結ぶことは忘れませんでした。
当日のスピーチの補足として、お納め下さい、S社長、そして
T社のみなさま。
お世話になりました。ありがとうございました。
スピーチの最後は、もちろん「コップンカップ」(ありがとう
ございました)とタイ語で締めました。
無事に終わって良かったです。(ホッとしています)
また、世界中のお客様から「ISOWAの技術」が認められるよう技術Gが成長できるよう頑張ります!!
寒い日本から蒸し暑いタイに行かれて、お身体に障りなければと存じます。
今後とも末永くお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
ネットでタイと日本、ISOWAビト同士でつながって
いたんだね。
これぞISOWAの絆です。
応援ありがとう。
現地で初めてお目に掛かったのに、
「いつも『磯輪日記』拝見してます」
と声を掛けていただいた方ですね。
すっかりお世話になり、ありがとうございました。
貴社の発展に貢献できるよう、チームISOWAは
頑張ります。
今後とも応援よろしくお願いします。
ありがとうございました。